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バックナンバー9

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日々の活動日記Blog

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2018年8月11日 - スタインウェイピアノの展示開始

スタインウェイピアノ


新しく入荷したスタインウェイの展示が始まりました。
今回は特にどれも魅力的なピアノばかりで、非常に良い仕入れができたと自負しております。
http://www.for-artist.com/piano/list.html

既にご試弾のを数件頂いておりますが、今後入荷が決定しておりますスタインウェイピアノもありますので、お問い合わせのほどお待ちしております。



2018年8月8日 - 素晴らしい志と遭遇・・ミキシング&マスタリング

ミキシング&マスタリング


今日はアビーロード・スタジオに留学を考えているという大学生が、ミキシング&マスタリングに来てくれました。スタインウェイの入荷と一緒の流れで、スタジオのあっちとこっちで大忙しでしたが、双方に無事業務を終えることができました。
やはり若くて意気込みのある志というのは、何にも勝る素晴らしいものがあります。僕も日本の音楽業界に疑問を持ち、世界へ飛び出したタイプですが、国内で収まりきらない器の志、才能というものは次々に海外へ出てチャンスを掴むと良いと考えています。僕もあくまで海外で評価されて、日本へ逆輸入されたような形をとっていますから、既存のものに何かしらの不満を感じるのであれば、海外へ出てグローバルの中で、どれほど自らが通じるかを試すのも一つの選択肢ではないでしょうか。
海外を志す若い人たちに、一つの架け橋として存在できるのであれば、これほど嬉しいことはありません。最も自分自身も、まだ勉強のみでもありますので。



2018年8月6日 - 新しく入荷するスタインウェイ

スタインウェイ・B型グランドピアノ


昨日倉庫に入荷した、スタインウェイピアノを検品してきました。
本国側で選定してきているので、再会した折にはイメージ通りの音を奏でてくれているか否かが重要ですが、予想通り素晴らしいサウンドを奏でてくれています。スタジオには明後日の入荷となりますので、ご試弾が可能となります。
既にお二方の予約が入っておりますので、ご成約済みとなった場合には次期便をお待ち頂くことになります。今回入荷のスタインウェイは、正に一品と言えるピアノばかりを選定してくることができたと思います。
写真のピアノは、スタインウェイB型(211cm)です。

2018年8月5日 - スタジオワークの生徒

マスタリング・デスク


最近はじめたことですが、スタジオワークのレッスンを行っています。様々なバックグラウンドを持つ子達が来てくれていますが、これまで世界から遅れに遅れ、日本独自の音というものを作ってきたがゆえに、独特の価値観というものが国内には蔓延しています。これを払拭しようにも、本来あるべき価値観は他のところにあることを分かっていても、中々環境をガラリと変えることは難しいものです。変えられないのであれば、次世代の人を育ててしまおうと思い始めたことです。
僕の場合は、教える一つの条件として、必ず楽器をそれなりのレベルまで経験したことのある人に限定しています。アコースティック楽器の音色を知らずに、音楽を構成することなど不可能です。旋律が何であるのか?重要視したい音色はどの楽器なのか?和声上は、何を強調するとよいのか?などなど、知っていなければならない知識は結構あります。
若い彼らだと、可能性は非常に感じますし、そもそもが音の捉え方そのものが旧世代とは異なります。彼らの才能を何処まで伸ばせば、世界で通用するかも一応は知っている身としては、きちんと彼らの夢に寄り添って育て上げたいと思っています。



2018年8月2日 - 記事を更新

マスタリング機材
音響家協会さんで担当させて頂いた、セミナーについての記事をいくつかアップさせて頂きました。コンサートホールの責任者や、大手輸入代理店の方からお声を頂戴しまして、そちらも紹介させていただいております。こういう形を取り、日本にも欧米の音の考え方というものを紹介していき、グローバルに活躍できる人材を、育成していくこともできればと思っています。

http://www.for-artist.com/manager-top/


2018年8月1日 - SPL 120vプロットフォームのマイクプリアンプ

SPLマイクプリアンプ


SPL社が、秋にリリースするとアナウンスしているマイクプリアンプです。
どうしてこうも先進性というものを上手くアレンジメントできるのかわかりませんが、今回は120vテクノロジーのプラットフォームに乗せてくるとのことですので、ダイナミックレンジを150dB確保していると公言していることになります。150dBともなれば、雷を間近でレコーディングできることになり、世界で最も進んだ機材になることは間違いないでしょう。
この機材に関しても、プロダクトマネージャーのサーシャから、昨年ランチをシながら聴いて履いたのですが、形になってくると素晴らしいアイディアだと改めて感じさせられます。
まだプロトタイプとのことですが、導入が可能であるならば早めに入手したいと思っています。本当に楽しいワールドです。



2018年7月29日 - エンドースメント8社を掲載




エンドース元8社を、マスタリング・ミキシングのページで纏めてみました。こうした形で一同に介す形は初めての試みですが、ずっと長きに渡り頭にあったアイディアでした。
エンドースというのは、単に機材を受け取ることの出来る権利を得る以上に、そのメーカーの顔として活動することが求められます。それ故の実力、知名度、そして訴求力、しかもそれが本国からの公式エンドースメントとなれば、規模はワールドワイドとなり、プレッシャーもそれなりです。そして何と言っても、その地位と名誉を与えられることとなり、それは金銭では決して得ることのできないものと言えます。
僕は仕事をする上で、単に金銭を得る手段という理解ではなく、名誉という何にも代えがたい孤高の姿勢を大切にしています。これは最も難しく、また得るに容易くはない代物ですが、これ以上のやり甲斐というものを感じる他のものを知りません。仕事中毒なのではなく、どんなに面白い趣味や遊びも、名誉職に上回る爽快感というものを感じたことがありません。
もっともっと、この仕事に打ち込み深化させて行きたいと思っています。



2018年7月28日 - マスタリングにおける講演内容が冊子に掲載

マスタリング講演


マスタリングにおける講演を、渋谷の能楽堂で行わせていただきましたが、こちらが音響家協会の冊子で特集を組んで頂きました。今となっては、何をお話したのかを明確には思い出せませんが、楽曲を5曲を程ご紹介して、そのエピソードと共に如何に楽曲をマスタリングしていくかを説明させて頂いたかと思います。また何と言っても、日頃の業務からの『音の価値』や『音の聴き方』における国内外の違いなど、恐らくは国内で僕以外に話す人はいないであろう内容を基に進行させて頂きました。
何と言っても嬉しかったのは、1時間半の中に相当に話を詰め込んだのですが、投稿頂いたご感想の中には、随分と深い箇所を理解して頂き、更にはこの先の展開としての期待感も添えて頂きました。中々伝えるのが難しい世界観の中、こうした活動から音の捉え方が如何に国内と海外で異なるのかを伝えていくは、僕たちの使命であると感じています。どうしても島国ゆえの閉鎖的になってしまう日本において、音楽の産業はもはや世界の中では出遅れている感のある状態です。J-POPと洋楽の音の違いは誰にでもわかり、しかし未だに国内の音は洋楽に全く届いていません。
僕の理想郷はヨーロッパとアメリカにあったから、彼らと音楽を共に作り上げたかった。。。だから今の僕が居るわけですが、その違いを生み出すのは単に人の感性によるところが殆であることを知って貰いたいと感じています。電圧や気候など、要素としては殆ど関係ありません。単に音を扱う人間たちの才能と感性、そして技術力が違いすぎるだけのことです。ここを分かって貰いたい。。。そして、日本も世界に誇れる音を作っていけるように努力したいと思います。



2018年7月26日 - 今日のレコーディング

SSLマイクプリアンプでレコーディング


今日は昨年から制作の進んでいる、オペラ曲集のレコーディングでした。物凄く楽しいひと時で、最高に緊張感あふれるレコーディングの中、素晴らしいテイクが出たときにはこれ以上の喜びはないと感じます。
制作を着手する折に、関係者とは先ず国内にないレベルまですべての面で圧倒的と言えるほどのレベルまで引き上げること、そして僕が得意としている世界市場でも圧倒的なアドバンテージを取れるレベルの音源を作り上げることを指標とし、関係者のコンセンサスを取り付けていましたが、今日で一つの方向性を見出すことができたのはないかと思っています。
アーティストはじめ、関係者も国内ではトップの陣営で臨んでいますが、常に上を見続ける人たちで構成されているが故に、簡単には完成へ漕ぎ着けることができないことは分かっていましたが、ここまで時間がかかるとは・・・という感じですが、最高の一作になると思います。
発売が楽しみです。
そんな今日のレコーディングで大活躍したのが、SSLのマイクプリアンプでした。前回まではどちらかと言えば、ピーキーなまでに表現力のある機材を使っていましたが、今一しっくりこないので今回スタンダードなSSLに変更してみました。安心の機材ですね。


2018年7月24日 - MUTECと本国公式エンドースメント契約を締結

マスタリング・ワードクロック


ドイツの名門ワードクロックメーカー、MUTECと本国公式エンドースメント契約を結びました。今回は、ドイツにおけるワールドカップのオフィシャルソングのマスタリングを担当したことが、大きな実績として取り上げてもらうことができました。
これで本国公式エンドーサーとしての立場は、世界から8社を獲得するまでになり、世界最高峰のサウンドを作る一社として、ワールドワイドで確実な地位を得るまでになりました。
今後は国内の音のレベルを世界レベルまで引き上げることを明確なビジョンとし、さらなる飛躍を遂げていきたいと考えております。



2018年7月24日 - マスタリング・ミキシングにOnline決済を導入。

マスタリング・ミキシングのページに、Online決済を本格導入しました。
http://www.for-artist.com/mixing-mastering/mastering_top.html

海外の取引には、既に導入されていたOnline決済でしたが、今回国内向けにもソリューションを展開する運びとなりました。スピーディーに最高音質の音源を作り上げ、皆様のプロジェクトを成功へと導きます。
音源制作において、昨今はその殆どがOnlineを使用することが常識とされる中、より無駄のない業務で労力を削減します。これまで当社の海外取引は、99%がOnlineのみでの意思疎通でした。例外はなく、ワールドカップのオフィシャルソングという大役を任された際にも、少しの電話とメールのやり取りのみで業務は行われました。
また決済のみOnlineをご使用いただき、後日スタジオで立会のマスタリング・ミキシングを行っていただくことも可能です。皆様のアイディア次第で、より有用なソリューションとして用いていただくことが可能かと思います。ご活用頂ければ幸いです。



2018年7月23日 - 200年以上、変わらない景色 in USA

スタインウェイ・ウェアハウス


アメリカでの活動日記②
僕が最近アメリカに行けば、必ず行く地域の写真です。ボストンは勿論なのですが、あちらは大学の勉強に追われまくった記憶しかなく、またあまりアメリカらしいという印象を受けない地域でもあります。この写真の地域のような南部は、テキサス戦争の時代から建物がそのまま使われていたり、兎に角広大な土地を見ることも出来、カーボーイを思わせる保守的なアメリカそのものです。街に溶け込むことも難しいのですが、インテリジェンスやエグゼクティブなどの国際派は強烈なアメリカ英語をあえて避けるので、意思疎通は難しくありませんが、街で通常用いられている一般的な英語は、殆ど言葉を飲んでしまうような発音をされるので、なんて言っているか本当にわからないことが多々あります。南部ならではの発音らしいですが、こういったところにも”らしさ”を感じることができ、好きになれる部分でもあります。
街角にあるアンティークショップは、何時行っても同じ人、同じ品揃え、同じ食事が出てきます。



2018年7月21日 - 世界レベルのスタインウェイ・ウェアハウスとは?

スタインウェイ・ウェアハウス


アメリカでの活動日記①
何でも世界レベルというものは、圧巻の迫力というものがありますが、僕がハーバードのOB会で知り合ったオーナーの運営するスタインウェイ・ウェアハウスは、日本では想像できないほどの規模があります。この雰囲気というのは知る限りヨーロッパにもなく、やはり消費大国であるアメリカのなせる技なのだろうと思います。
本当に様々なスタインウェイを選びたい放題の状況で、B型だけで25台、並べられているすたいんうぇい・グランドピアノは総数45台、ストックも合わせれば100台という、とんでもない景色を見ることができます。ただここに入るためには完全な会員制で、外観からはこんなピアノが並べられていることは全くわからない建物でもあるのですが、仮に入ったとしても入り口で多少のディスカッションをしてくれるのみです。ここに入会できるのは、素敵なCEO兼マエストロからの推薦が必要で、彼の目に叶えば出入りが可能となりますが、僕もここへ出入りできるようになるまでに約2年間の信用構築と、人間関係を必要としました。
ちなみにこのスタインウェイ・ウェアハウスのCEOは、油田のオーナーでもあり、様々な知見からの視野を人間関係に求められます。そういう意味では、ハーバード・ビジネス・スクールは僕にとって大きな糧になってくれたことは確かです。



2018年7月20日 - PayPal、及び各種カードに対応

マスタリング・ミキシングのページにて、お支払いをオンライン決済できるシステムを構築中です。現在サイトに注意書きがありますように、全ての環境に対応しきれていない状況です。近日中に全ての環境にて、決済を可能としますのでもう少しお待ち頂ければと存じます。
ショッピングカートは、オンラインショップとしては当然の機能ですが、マスタリング・ミキシングをオンラインでお支払いまでを可能としたシステムは、恐らくは国内初ではないかと思います。今回の流れは、英語サイトの構築とともに、ワンストップで受注・お支払いまでが可能なシステムを組めるよう、HPの制作会社と話し合ってのことでした。流石にこういった合理性、スピードを重視する手法については、欧米が圧倒的に進んでおり、作曲家・編曲家・演奏家・プロデューサーなどなど、音楽関係者とは会わずとも世界中から仕事が入ってくるわけで、こうしたシステムを国内にも波及させたのが今回のシステム構築というわけです。
完全な仕様に組み上がるには、週明けまでお時間を頂戴するかと存じますが、何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。



2018年7月19日 - スタインウェイB型の演奏動画公開



スタインウェイB型1979年製造のピアノにおける、演奏動画を追加しました。
先にも書きましたが、バリバリのコンサートピアニストである、中国系のニンに演奏をお願いできたことで、素晴らしいデモ演奏の映像が撮れたと思います。またニンがかなりレコーディングに凝るタイプで、自らがDPAのマイクを持っていたので、かなりの素材をアメリカで収録した後に、音源を日本に持ち帰り僕が自らミキシング・マスタリングしたのが、今回の映像となります。ちょっと凝りすぎてしまい、音場としては不自然な雰囲気もあるかもしれませんが、このスタインウェイピアノ自体が発している音色を存分に表現しきるために、やれるだけのことをやってみたというのが、今回のコンセプトです。
ご参考にして頂ければ幸いです。



2018年7月15日 - スタインウェイL型の演奏動画公開



USで撮影してきた、Ning Zhouによるデモ演奏を追加しました。
彼とは本番のレコーディングがあり、その合間を縫って入荷ピアノの演奏をお願いすることができました。彼とは初めて会ったときから、やたらに馬が合う感じで、直ぐに意気投合できたところもこの映像の撮影を可能にしてくれたところもあります。
特にこのスタインウェイ・ウェアハウスは、外国人など人っ子一人イないような完全なる白人社会の中にあり、彼がその中に上手く溶け込んでいるところもリスペクトすることができた一因でした。そして国際的に活躍するピアノの腕前は、正に次世代の才能とも言うべき能力を持ち合わせています。
映像のピアノは、スタインウェイL型型クラウン・ジュエル・コレクションになり、詳細な情は以下サイトからご確認いただけます。
http://www.for-artist.com/stock-list/steinway-l-1999.html


2018年7月14日 - スタインウェイM型2005年製造のピアノが入荷します。

グランドピアノ中古・スタインウェイ


基本的に当方で取り扱うピアノは、高年式を中心とするようにしています。もしくは、1960年台以降のスタインウェイに関しては、よほど状態が良い場合には取り扱う方向性にありますが、各国からオファーを受けるスタインウェイのうち、10台中2台ほどが当方の価値観と合致するという状況です。
そんな中、今回の入荷は2005年製像のM型という、滅多に出てこない高年式型です。多数のお写真を掲載しておりますので、そのクォリティの高さをご実感いただけるかと思います。勿論音タッチともに、一流品としての能力を持ち合わせています。掲載サイトは、以下リンクからご確認いただけます。
http://www.for-artist.com/stock-list/steinway-M-2005.html



2018年7月13日 - スタインウェイL型1999年製造、クラウン・ジュエル・コレクションをサイトに追加しました。

スタインウェイ中古・グランドピアノ


高年式1999年製造のL型、クラウン・ジュエル・コレクションのスタインウェイをサイトに追加しました。現地で物を見てきていますが、一台だけ特別なオーラを放っており、如何にスペシャルなピアノであるかを感じさせる逸品でした。しかも高年式ということで、美しい外観に身をまとったスタインウェイは、息を呑むほどの世界観を持ち合わせています。
そんな素敵な一台が、7月下旬に入荷します。
http://www.for-artist.com/stock-list/steinway-l-1999.html


2018年7月12日 - スタインウェイB型1979年製造をサイトに追加しました。

スタインウェイ中古・グランドピアノ


アメリカで仕入れてきました、スタインウェイB型1979年製造のピアノを追加いたしました。
http://www.for-artist.com/stock-list/steinway-b-1979.html

思いのほどは、サイト上に書かれておりますが、兎に角今回のアメリカ渡航では非常に良いピアノを探し当てることができ、自信を持ってお客様にお勧めできるピアノばかりです。
特にこのB型は、様々に個体差のあるスタインウェイの中でも、最も現代的な部分と過去からの継承が上手くブレンドされていると感じられ、世界的に活躍する中国系のピアニスト、Ningと共に25台ものB型の中より選びぬいたスタインウェイピアノです。
今月下旬には、当スタジオへ入荷する予定ですので、是非ご試弾にいらしてください。


2018年7月9日 - ダラスより帰国

独立記念日 スタインウェイ


アメリカの出張から、昨日の夜に帰国しました。向こうから記事をアップする旨を書いておりましたが、なんとノートPCの電源アダプターを日本に忘れるという大失態を演じ、こちらにアップができませんでした。失礼いたしました。
さて、到着した7月4日は、正にUS最大のフェスティバルである独立記念日ということで、国を挙げてお祭り一色という感じでした。僕が行った南部の町は、アメリカとは思えないほどに白人社会で、フェスティバル会場に行ってもほぼ100%が同一人種という感じでした。こういう光景は、自分の滞在経験のあるアメリカではあまり見たことがなく、かなり衝撃的でした。ヨーロッパだって特に奥地の方へ行かなければ、多くの人種や外国人が居るはずなのですが、移民の国アメリカで本当に新鮮な経験をしました。
またこれから数時間を掛けて、ダラスを中心に活動してきた内容をアップしていきたいと思います。



2018年7月3日 - ダラスでのレコーディング

7月4日(USの時間)から、ダラスで行われるピアノレコーディングに参加することになりました。総予算が30.000ドルを計上するとのことで、昨今のクラシック音楽の中ではかなり潤沢な制作を用いてのレコーディングとなります。
今回のパートナーは中国のピアニスト兼レコーディングエンジニアとのことで、アメリカのCEO指揮下で、非常に国際色溢れる作品を制作することになりそうです。また現地からもレポートをこちらのブログにアップさせていただきますが、今回は学業やその他の雑用からも開放されていることから、純粋にアメリカでの仕事を楽しめそうです。
ここ半年ほどはヨーロッパとの連携や発注が多かったので、色々と学びの多かったアメリカで再度仕事ができるのは非常に大きな喜びです。



2018年7月1日 - マスタリングにおけるベストソリューションelysia

マスタリング機材


機材というものは、使いこなせるようになるには時間がかかるものです。
しかもメーカー側の意図が、少し難解な位置で音を理解している場合、中々その考え方というものを解釈することは簡単ではありません。導入して、既に2年以上経過した機材が、今更ながらにベストソリューションとして再度僕の機材郡に付け足されています。決して省くことができないと思えるほどに完成度が高く、分かっていたつもりで使っていただけで、使用頻度はそこまで高くはありませんでした。
その機材というのは、elysiaのNveropeとKaractorなのですが、考え方としてはNveropeはドラムのスネアやキックなどのトランジェント系のサウンドを明確に表現したり、更には響きを与えたりすることも可能です。この手のサチュレーターはSPLもリリースしており、最新の考え方をしてくるメーカーはその重要性をよく分かっているようです。またKaractorは、シンセサイザーやエレキギターんサウンドにドライブ感を与えるというコンセプトで作られていますが、僕の場合はM/Sモードでステレオイメージと質感に変化を与えるために用いています。最近特に用いるようになりましたが、これは正にマジックとも言えるような機材ですね。マスタリングには、これまでこういう考え方は存在していませんから、正に新時代のマスタリングとして、今後は音楽をここまで構成するように触る時代が来たとも言えるかと思います。
こうやって、新時代の幕開けが行われるんですね。。。素晴らしい。


2018年6月30日 - SoundBetterでのマスタリング参考音源変更

マスタリング音源


現在世界で最も進んでおり、尚且もっとハイレベルなプロデューサー、ミュージシャン、エンジニアへ仕事をオファーできるプラットフォームサイトのがSoundBetterです。アメリカの会社が運営していますが、アメリカはこういった纏め役をやらせると、間違いなく世界で最も優れた国としての能力を発揮します。
このサイトで様々な超一流のアーティストやプロデューサーたちとも知り合いましたし、僕も仕事をたくさん得ることができました。とてもたくさんの思い出のあるSoundBetterですが、そのサイトにおける僕の参考音源が変更になりました。以前韓国のTV番組でテーマソングとして用いられた曲ですが、もともとはハリウッドで制作されておりMartin Merenyiと初めて共作したのもこの楽曲です。韓国のプロデューサーからのオファーで、これだけ最強チームを作った上でのオファーだったのでとても嬉しかった記憶があります。
そんな楽曲をSoundBetterに掲載してもらったのですが、今回はそのテレビ用の楽曲とは異なり、僕の好みそのままにマスタリングしたものを掲載してもらいました。音というものは、常に価値観が変化し続けており、
『これで完成』
ということは決してありません。ないからこそ、今の自分が聴いた折には必ず手を入れたくなりますし、そもそもクライアント側の好みも含まれていますので、全面的には自らの意見を押し通すこともできないところがあるので、異なる形で自らを表現できるというのは何とも面白い試みになります。楽しんでいただければ幸いです。


SoundBetter
https://soundbetter.com/profiles/63963-hirotoshi-furuya



2018年6月30日 - ソニーC100 ハイレゾマイク

レコーディングマイク


最近ソニーが発表したC100 ハイレゾマイクに興味を持っています。クラシックは自らもレコーディングする身としては、ハイレゾかつコンパクトなマイクというものに、非常に惹かれるところがあります。
基本的に欧米メーカーというものは、自らの意見というものを強烈な形で鮮明に打ち出す音作りを行ってきますが、国内は自然なサウンドというものを目指す傾向にあります。特にクラシック・ジャズでは昨今ハイレゾのレーディングが常識とされており、これらの楽曲の場合はあまりマイク自体に強すぎる個性を持ち合わせて欲しくないというところもあり、今回のソニーが出してきたソリューションはベターな選択と言えるかもしれません。
また、デジタル機材がハイレゾ対応であったとしても、その入口であるマイクやマイクプリアンプが20kHz辺りをピークとする傾向もあり、本当の意味でのハイレゾは実現できていない状況にもあります。次世代を睨んだ動きとも言えますし、今後発展するであろう日本独自のハイレゾという文化が育んだものとも言えます。
ソニー自体の考え方は、勿論グローバル・マーケティングが前提となっているかとは思いますが、ハイレゾの発展というものは海外において余り見ることがありません。ヨーロッパはある程度のマーケットを確保しながら、音源を作る側、リリースする側にも意欲が見られますが、英語圏が全くと言って良いほどに消極的な印象を受けます。その最たる姿がアメリカで、世界最大の市場がハイレゾに対して消極的な中、よくこのマイクをソニーがリリースしてきたな・・・とも思えます。
いずれにしても非常に魅力的なので、この夏の導入を目指してみたいと思います。



2018年6月28日 - ワールドカップ、ドイツまさかの敗退



今回開催されている2018ワールドカップは、自分のキャリアの中でも非常に印象深いものとなりました。ドイツのオフィシャルソングのマスタリング担当し、ヨーロッパの人々ともFacebookを通じて毎日楽しくやっていたのですが・・・・
そのドイツがまさかの敗退!
ビックリでした。FIFAランキングで1位のドイツが、まさかまさかのベスト16にも進むことが出来ずに消えてしまうという事実が、未だに受け入れられずにいます。マスタリングの依頼をかけてくれた Die Denkazもちょっと意気消沈という感じです。
ある意味今回の出来事は、僕にとっては楽曲を通じ最も身近に感じることの出来たワールドカップでしたし、最強国と言われたドイツの楽曲を担当できたことを誇りに思っています。しかし、その最強国が1次リーグで姿を消すという事実もまた、非常に思い出深いものとなりました。
Die Denkazからは、次の楽曲を依頼されているので、そちらへと意識を持っていきたいと思います。
それにしても残念な結果でした。



2018年6月27日 - スタインウェイ中古グランドピアノの入荷状況

スタインウェイ・グランドピアノ中古


スタインウェイの在庫が現在切れてしまっておりまして、大変ありがたいことに今年に入り半年間で全ストック分をお買い上げ頂きました。
ドイツ、アメリカ、イギリスなど世界中から情報が届きますが、近々現地へ出向いて買い取りを行ってきたいと計画を立てております。特にスタインウェイの場合は、供給側のモラルの高さがそのままピアノに反映されるところが大きく、私達の感覚としては10台オファーを受けたとして、実際に仕入れができるのは2-3台といったところです。その辺りは人間関係の構築とともに、より深いところでの精神的つながりがあるか否かで品質が決まりますので、ある意味私達の最も得意とする海外展開の分野でもあります。
7月中には必ず新しい入荷情報をアップできる体制にいたしますし、在庫リスト表は海外からも直接アップしていくようにいたします。今後の入荷情報を、楽しみにお待ちいただければ幸いです。



2018年6月25日 - ハーバード・ビジネス・スクールの最終テスト

自分事で恐縮なのですが、ハーバード・ビジネス・スクールの採取試験が修了しました。
僕が選んだのは1年コースでしたが、本当に長かった・・・ものすごい量でした。バークリーの折にも思ったことですが、アメリカの大学機関が学ばせる質と量というものは、とてつもないものがあります。しかも仕事をこなしながら、日米を行き来しながらの勉強というものは大変でした。取り敢えず、全てのプログラムとコースにおける提出物をすべて終え、やっと一安心というところまで行き着きました。
今後は学んだ内容を、音楽の分野で生かしていきたいと思っています。



2018年6月24日 - マスタリングにおいて、求められる国内と海外の音質の違い

マスタリング・イコライザー


ここ最近は、当サイトのおかげもありまして、マスタリングにおいては国内の仕事もずいぶんと増えてきました。それに伴い、自分の中で国内外で使い分けている音作りというものも発生してきましたので、少しその辺りについて触れてみたいと思います。
先ず顕著に感じるのは、低音の扱い方かと思います。欧米では、相当強力な低音が鳴っていても、きれいに整えられた音源であるならば、それを良しとすることが大半です。しかし国内の仕事においては、所謂カットする勢いでないとOKが取れないシーンに遭遇することが多々あります。これは価値観の違いであり、どちらが優勢ということでもなく、その場その場で対応することが良いと感じています。ただ低音は音源内の60%もの成分を占める要素ですから、この帯域での扱いで音楽の印象はガラリと変わります。
他にはステレオイメージの違いも大きいかと思います。簡単に言えば海外は広め、国内は狭く取る傾向にあります。これも楽曲によって異なるのですが、ヒップホップやロックのジャンルでもステレオイメージは、全体的にそれなりのボリュームを求められるのが欧米というイメージです。恐らくは、クラシック音楽や教会音楽が身近な彼らからすると、響きの捉え方やダイナミックレンジの聴き方が違うのではないかと考えています。
その他、考え方や方向性というものにおいても、全く異なる趣旨での要求というものは有るのですが、エンジニア・プロデューサーとしては臨機応変というものが、最も最適なポジションではないかと思っています。例えば、クライアントから出される要望として、中高音部は欧米の味付けで、低音付近は国内の方向性に準拠するなどの音作りも、自分ならではの味付けではないかと思います。本格的に国内外の仕事をこなすことで、新たに見えてくることも多々あり、その要望の違いというものを肌身で感じることで、面白みもぐっと増すものがあります。



2018年6月20日 - 2018ワールドカップ ドイツ・オフィシャルソング



ドイツのクライアントである、Die Denkazより連絡があり、急遽担当することになったワールドカップのドイツにおけるオフィシャルソングです。そもそもは、メンバーのステファンより、
『ラジオでの再生音源が非常に良くない』
とのことで連絡を受けたのが始まりでした。そろそろDie Denkazとは、アルバムの制作に入る予定でしたので、その前に2曲ほどプロモーション用の楽曲があると聞いていましたが、開けてびっくりワールドカップのオフィシャルソングだったとは・・・
そして当初は放送局側で用意されたマスタリングエンジニアを使ったらしいのですが、どうも思い通りにならないとのことで白羽の矢を立てて頂きました。
色々な出会いというものがありますが、今回もまさかの展開で世界の表舞台に立つことが出来ました。また、今回僕がこの楽曲のマスタリングを担当したことで、日本のサッカーも映像に取り入れてくれることになりました。ドイツと言えば世界最強のサッカー国で、FIFAのランキングも1位ですから彼らからサッカーの祭典で用いて貰えたことは、非常に光栄な出来事でした。



2018年6月16日 - Mutecとエンドースメント契約を締結

マスタリング・ワードクロック


いい仕事というのは、本当に良い循環を生み出してくれます。
5月にヨーロッパチャート7位の楽曲に参加できたことで、新たな仕事の依頼という以外に、メーカーからエンドースメントの新たな提案を受けることが出来ました。そのメーカーとはワードクロックで著名な、Mutecと本国エンドースメント契約を締結する運びとなりました。
ちょうどワードクロックの重要性については、最近見直しが必要であることは感じていたのですが、Facebook上でマスタリングエンジニアのTom Porcellと知り合ったところ、僕の最近の活動を見ていてくれたということで、彼がメーカー側と交渉に臨んでくれました。
音は何と言ってもヨーロッパで作られるものが最も進んでおり、英語圏はドイツを中心とした中央ヨーロッパが作り出した音を後追いするという現象が、現在も色濃く残っています。そしてドイツと相性の良い僕は、今回のエンドースメント契約もドイツメーカーということに相成りました。
今年の夏のアップデートに導入予定ですが、さてどんな音になるのか楽しみです。



2018年6月15日 - クライアントチェックのマスタリング

マスタリング


今日は配信用の音源を午前中にマスタリングし、午後からはオペラ曲のレコーディングでした。
マスタリングは初めてお会いするクライアントで、僕の仕事に興味を持ち依頼を掛けてくれました。海外の音楽事情にも詳しい方で、機材などについても直輸入をするようなマニアックぶり。Sound on Soundを購読しているとのことで、恐らく国内では僕だけが導入しているSPLのPQやCostum Audio Germany HDE250などについても、熱心にその性能や音色に聴き入っていました。そして何と言っても、持ち込まれたミキシングされた楽曲に、ハードギアを用いて激しく着色をしていくマスタリングに感動してもらえ、音色づくりをする方としても感無量でした。
『なぜ国内と欧米で、ここまで音色が違うのか?』
という質問をもらい、実際的に音色を創りながら説明をしていくなど、とても楽しい一時でした。皆様からのご発注、お待ちしております。



2018年6月12日 - 今日もマスタリング

ステム・マスタリング


本日もマスタリングから午前中が始まりました。リテイク含め、お待ちいただいております皆様、なるべく早くお届け出来るようにいたします。
ここ最近持ち込まれる楽曲の5割がステムマスタリングで執り行われることが多く、やはり自由度の高さと自在に様々な要素を加味できるステムは、素晴らしいソリューションだと感じています。僕は日本人ですが、日本育ちのエンジニア・プロデューサーではないので、マスタリングでも強力な形でサウンドを作り変えるタイプの人間です。ですので、楽曲の構成までをも大きく変化させてしまうほどのサウンドメイクを行うには、その奥深いところまで入っていくことの出来る手法を好みます。



ステム・マスタリング


SSL-XL DESKは、正に現代を象徴するコンソールと言えます。小型ながら48トラックを扱えるというだけでなく、500シリーズのスロットを刺すことが出来る自由度を誇っています。ほぼすべてのスロットがステレオ仕様になっているのは、正にステムマスタリングを想定してのことです。
ステムもプラグインは極力使わず、フルアナログで行うことで、平面的なサウンドを構成する要素を全面的に排除しています。
ここまでのシステムを持っているのは、国内では恐らく当社だけかと思います。是非そのサウンドクォリティを堪能してみてください。



2018年6月10日 - SPL マスタリングEQ

マスタリング・イコライザー


本日担当させていただいた楽曲は、ダイナミックレンジを広く取らなければならない曲が多数でした。こういう時には、SPLのマスタリングEQ、PQが大活躍します。結構音色も持っていて、ドラブが掛かるところもあるので万能という感じはしませんが、マスターEQとして用いるには現在最強のソリューションではないでしょうか。
内部電圧を120vまで引き上げ、150dBものダイナミックレンジを誇ることで、スーパークリーンなヘッドルームは僕が知る限りでは類を見ない機材です。本当に凄い・・・プロダクトマネージャーのサーシャが、Facebookの掲示板で公に認めていましたが、音源を通すだけで音色にドライブが掛かるというのは、その内部設計において十分あり得ることだそうです。
基本的にはクラシックであろうと、ポップス・ロック・テクノであろうとも、オールマイティーではないにしても必ずPQで最終マスターを受け止めるようにしています。やはり150dBの誇る懐の深さというものは、他には真似の出来ない芸当です。
また、今夏のアップデートでは、SPLの120vテクノロジーが用いられている機材を、最低3台は導入する予定でして、コンプレッサーとパッシブEQを、それにマスタリングコンソールがSPL製となり、より先進性の強い音作りを可能とするシステムを組み上げる予定です、
今日もよく働きました。おやすみなさい。



2018年6月9日 - ステム・マスタリング

ステム・マスタリング


今夜は、今日頂いた案件で、ステムマスタリングを行っています。各トラックを全てSSLのコンソールに流し込み、EQ・コンプレッサーも全てハードギアで作り上げます。ステムの場合でも、やはりフルアナログに叶う手法はないでしょう。特に昨今、強力なサウンドを求められるケースや、アコースティック楽器をふんだんに用いる場合などは、プラグインでは到底表現しきれない分厚くも立体的な音作りが可能となります。また、サウンドプロデューサーやエンジニアの個性がより際立つところもあり、非常に面白い音作りを可能とします。
今回のサウンドクォリティとしては、ちょうどDie Denkazがヨーロッパでチャートインしたこともあり、彼らのサウンドメイクで用いたテクニックを使ってみたいと思います。かなり低音が強力で中音部をクリアな作り込みになりますが、さてどうなるか・・・
明日はこのコンソールから2ミックスが出ていき、マスタリングデスクに音作りは移ることになります。毎日やっている仕事なのですが、毎回違う曲なので本当に楽しいです。



2018年6月8日 - オペラアリアのレコーディング

レコーディング・マイク


今日はオペラアリア曲のレコーディングでした。
僕の活動が、ヨーロッパ中心となることで、自然とヨーロッパへのプロモーションのノウハウが構築され、クラシック音楽家を始め、本場で勝負しようという人たちにとっては最高のソリューションを用意できるようになりました。今回の作品も、やはりヨーロッパでの視聴回数を獲得しようということで、ミュージックビデオの制作を考えています。
これまで僕が、マスタリングなどで参加してきた諸外国のミュージックビデオのレベルというものは、国内では制作不可と思えるほどのレベルで作られているものが多く、それは予算という額面上の問題ではなく、センスではないかと最近は明確に考えるようになりました。それであれば、ものすごい額面を書けなくても、それなりに世界と対等できる作品が作れるのではないかと考えています。
今回参加しているアーティストたちを始め、誰にとっても次のステップを手に入れられる内容にプロジェクトを導きたいと考えています。



2018年6月8日 - メインマイクの選定

レコーディング・マイク


レコーディング用のマイクを、最終選定中です。
この見慣れないHorchというマイクが、選考に残ったマイクです。これまでNeumannは散々に導入して、古い設計に泣かされてきた経緯があるので、Brauner、Telefunkenと選考に残しておいたのですが、ノーブルでシルキーな最新の音を作り上げていたのが、このHorchでした。これもやはりドイツ。音に関わるメーカーは、本当にドイツが強いですね。。。しかもそこまで大手ではなく、むしろ新興メーカー。エンドースの件を打診したところ、そちらも条件的にはOKとのことで、話が纏まりました。
モードが2種類存在し、それぞれにサウンドを使い分けられるところも魅力なのですが、何と言っても音楽的な次世代の美しいサウンドは何にも代え難いものがあります。音の入口であるマイクも、もはや完全に世代交代の時代に入りつつありますね。実際に使用してみての感想は、また近々導入された時点でご報告してみたいと思います。
本当に楽しみです。



2018年6月4日 - ミキシング・マスタリング、リコールソフト

マスタリング・ミキシング、リコール


ハードギアのヘビーユーザーには、最も重しとなる作業がリコールです。写真を撮ったり、メモを取ったり、様々な形でその折のセッティングを残すのですが、デジタルドメインに生きている昨今、紙媒体というのは先ずNG。。。そして写真で保存というのも、余り効率の良いやり方ではありません。一度これらリコールの記録がなくなれば、それはもう大変なことになります。
自分で作った音でありながら、音からセッティングを導いていくために、ほぼ復元は不可能という状況に陥ります。次から次に入ってくる仕事の中、リ・テクをものすごい数で求められたりする場合には、もう大変なことになります。それが嫌で、プラグインに移行したり・・・という人も居るようですが、僕の場合は断固アナログで音を作り上げることに拘ります。プラグインで作り上げられた音というのは、一発で聴き分けがきくほどにか細いものがありますし、アナログでなければ絶対に出ない熱量というものがあります。
海外からの受注を目指すのであれば、アナログギアで大半を締めない限りは、その音を作り上げることは先ず無理でしょう。もうこれは断言できます。ワールドレベルは、プラグインで音を作り上げられるほど甘くはありません。
ウンチク云々で申し訳なかったのですが、結局アナログ派の僕としては、リコールに頭を悩ませていたところに、素晴らしいソフトウェアが販売されており、今日導入に至りました。いやー、素晴らしい。デジタルですべての情報がまかなえる、正に好みの仕様です。フランスのメーカーらしいのですが、Facebookでサポートをお願いしたところ、チャットで対応してくれました。この辺りも魅力のうちの一つかもしれません。そして何と言っても美しいそのグラフィック。
プロジェクトごとに仕分けも出来るので、正にベストソリューションという代物です。ラインナップにない機材は、話を持ちかけると対応してくれます。こういうところも、ヨーロッパならでは。



2018年6月3日 - Die Denakz次回作が始動・・・マスタリング



4月にリリースされ、5月にはヨーロッパチャート7位を記録したDie Denkazの新作でしたが、早速に次回作の制作がスタートを切りました。本日Stefanから、MP3で新曲が到着し、この曲をマスタリングする旨が伝えられています。
今作もヒットすること間違いなしという曲調ですが、様々な新しいアプローチを行っているようで、こうした新規の路線を打ち出してくるところは大変面白いと感じさせられます。自分としては、こうした彼らの活動を一心にバックアップできることは、仕事抜きにしても嬉しい出来事です。
今年の夏に、アルバム全てを仕上げる方向性で考えているので、ヨーロッパとはタフな取引になりそうです。でも、最高に楽しい。



2018年6月1日 - elysiaのマイクプリアンプ



またまたelysiaが素晴らしい製品とともに、オフィシャルビデオを制作してきてくれました。
本当にこのelysiaとSPLは、双方に最新の機材を構築してくる力は凄いと思います。よくぞここまでアイディアを次から次に出してくると感じますし、常に次の一手を世界に向けて展開してくる斬新なアイディアも素晴らしいものがあります。
そして何よりも、このビデオで感じられたのは、その最新のサウンドメイクです。これは凄い。。。正に次世代ですね。ここまでやって貰えると、この機材自体はオンリーワンの存在ですから、他に代替品というものが存在しません。よって、この世界観に浸ってしまった人間は、elysiaしかチョイスが無くなってしまうわけですね。エンドーサー云々抜きにして、単純に僕としては彼らのファンですから、当然この機材を支持することになります。
そして、この夏に予定している大型のアップデートでは、是非このSklpterを導入しようと考えています。そもそもエンドーサーとしては、リリースされている機材で、うちのスタジオに無いものなどあってはいけないわけです。
しかし、素晴らし。。。ため息が出ます。



2018年5月31日 - スタインウェイL型ご成約済みとなりました。

ニューヨークスタインウェイ・中古グランドピアノ


多くのお問い合わせを頂戴しておりました、スタインウェイL型グランドピアノが、ご成約済みとなりました。多くのお問い合わせを頂戴致しまして、誠にありがとうございました。
今後もニューヨーク、ハンブルグともに入荷を予定しております。次期便は、ニューヨークからの輸入となり、グランドピアノL型になる予定です。額面はまだ決定しておりませんが、現在のレートからしますと450~500万円位の間になるのではないかと見られています。
それにしても今回のNYスタインウェイは、正に素晴らしいピアノでした。中々こうした出物は多くありませんが、より高い品質のピアノを入荷していきたいと考えています。当社側に欧米や国内からプレゼンテーションが行われ、内容を見て仕入れることが出来るのは、10台中2台くらいでして、全世界を見回しても質の高い中古スタインウェイを探し当てることは大変です。
現在在庫リスト表に、スタインウェイのストックが掲載されていない状況ですが、なるべく早く公開できるよう務めますので、チョコチョコとチェックしていただけますと幸いです。


2018年5月29日 - マスタリングセミナー・・・ヨーロッパの動向

マスタリング・セミナー


昨日の音響家協会でのセミナーは、ヨーロッパからも高い評価を得られました。通常マスタリングやレコーディングなどのセミナーは、スタジオに入り切れるくらいの人数が限界という定義ですから、多くて2~30人位で行われているものがほとんどです。それは、欧米含めて様々な記事を見る限り同じ環境であると考えています。
しかし昨日は、200人を超える方々の前で、機材をスタジオから会場に持ち込んでの大掛かりな内容だったゆえ、ヨーロッパ側も嬉しい驚きのようでした。
中々どんなものであれ、世界規模で驚きを持ってみてもらえるということは難しく、音響家協会さんのお陰で、自分自身もチャンスを広げることが出来たと感じています。更にエンドースの話は日増しに増え、今後は取捨選択が難しくなるほどにお話を頂戴しています。
その昔は全く相手にされず、本当に苦労したのが嘘のようです。あの頃は、実績がなさすぎたかな・・・力の世界ですから当然ですね。



2018年5月28日 - 日本音響家協会・総会でのマスタリングセミナー

マスタリング・セミナー


日本音響家協会での総会という栄えある行事で、セミナーの講師を務めさせて頂きました。GENELEC Japanに協力していただき、最新のスピーカーもご提供して頂きました。既にエンドースが決定している、ドイツのKii Threeとともに、この同軸スピーカーをスタジオに入れたいと今日決心するほどに、素晴らしく音楽的なサウンドを生み出すスピーカーでした。2月のセミナーを担当させていただいた折にも、同スピーカーは聴かせて頂いていたのですが、今回更にルームがデットにチューニングされている環境で聴くことで、このスピーカーの持つポテンシャルというものを感じることが出来ました。低域も高域も、素直に反応してくれるため、200名の方々を前に安心して音作りを行うことが出来、感無量でした。こういうとき、少しでもなにかの調子が狂うと、中々エンジンが掛からないものですが、今回のマスタリング環境は、部屋とスピーカーのお陰ということもあり、盛況のうちに終えることが出来ました。
今回自ら話していて思ったこと、それは世界の舞台で競争するということは、メジャーリーガーと非常に酷似しているところがあるということです。
直球の160kmでストライクを取りに行き、三振を取れるか・・・若しくは場外ホームランを打たれて退場になるかのどちらかしか、僕たち世界で戦うプロデューサー・エンジニアには選択肢がありません。三振を取れれば最高の栄誉と約束された仕事が待っていますが、場外ホームランを打たれれば失職はするし、その後の様々なダメージも大きい・・・
そんな中でも、僕は最高の緊張感を持ってして、世界に挑み続けたいと思っています。その過酷な環境こそが、これまで僕を育て上げてきてくれましたし、数ヶ月周期で訪れる最先端の価値観の更新で、常に世界の一番先を垣間見ることも出来ています。
胃に穴が空くんじゃないかと思えるような日々の仕事も、慣れてくると”こんなものさ”という許容範囲の中での出来事として、捉えられるようになっていきます。これからも、音楽の世界でのメジャーリーガーとして、ずっとずっとこの環境を楽しみ、そして成長性ていきたいと思っています。そして日本の中では、ほとんど誰もやったことのないこの壮大なスケールのスタジオワークを、僕はもっと違うスケールで育て上げたいと思っています。
まだまだ大きくなる要素も、可能性も秘めたこの仕事は、僕にとって宝のような存在です。
素晴らしい環境をご用意くださり、ありがとうございました。



2018年5月27日 - SPL 120vテクノロジーの素晴らしさ



マスタリング機材ですっかりお世話になっているドイツのSPLですが、120vテクノロジーを用いた機材はサミングミキサーにも用いられるようになっています。とはいっても、2011年のリリース機材で、今ひとつ世界の中でもメジャーな存在になる前の状態のSPLが生み出した機材と言えるでしょう。今やPQやIronの存在で、すっかり最新鋭の老舗ブランドとして確立されるに至っていますが、その前から120vには着手していて知る人ぞ知る素晴らしい製品を手がけています。
僕が着目する点としては、120vテクノロジーという内部電圧を極限まで上げることで、スーパークリーンなサウンドを作り上げるという思想はもとより、その斬新性という意味ではこれ以上無い価値を感じます。実際に150dBものダイナミックレンジを誇るという、驚愕の数字を叩き出すと共に、音そのものは次世代の音色づくりを2011年には作り上げることに成功していたわけです。そこからIronの成功まで5年の歳月がかかっているわけで、今ひとつ評価されなかった120vは今やSPLの製品の殆どが、その技術によってプラットフォーム化されるところまで来ています。
こうした独自の新技術を生み出し、積極的に新製品の開発に取り組む彼らの姿勢というものは、称賛に値しますし、今後の世界のトレンドを作り上げるのも、彼らだということを感じざるを得ません。
120vを一つの例えとして用いてみましたが、その裏側にある強力な思想というものが、彼らを支えているのと同時に、改めて新たなものを生み出す力、それを自らの力で世界に広げる能力というものを感じることが出来、ヨーロッパの底力を感じさせます。



2018年5月27日 - ハーバード・ビジネス・スクール最終テスト

マンハッタンビーチ


私事なので恐縮ですが、ハーバード・ビジネス・スクールの最終テストの権利を得られました。この権利が得られなければ、試験そのものを受けることが出来ないという過酷さで、留年してしまうところでしたが、何とか行き着くことが出来ました。
僕自身ハーバードで何を学んだのか、今ひとつピンときていませんが、頭ではなく体で覚えるほどにデーターを日々睨めっこする日々が続きました。実際に仕事との両立かつ、国を跨いで学んだことで時間の制約という意味では、相当にキツイものがありました。
もうこれ以上勉強に時間を割くのは限界だ・・・というところで全プログラムが修了する感じでして、やはり社会人で学ぶというところの限界は感じ始めていたところです。ちなみに写真は東海岸ではなく、先日ビジネスパートナーの居るダラスへ行った折に寄った、ロスのマンハッタンビーチでの写真です。
ハーバードで経験を活かし、今後さらに音楽業界の発展に務められればと思っております。どうしても様々な面で感覚的なものに支配されがちな芸術の世界ですが、僕はもっとロジカルなものであって欲しいと思っています。僕自身がまだまだ全く覚束ない部分があるので、それらの補填を更に進め成長しなくてはいけないと思っています。
その中で、共に音楽業界のことを考えていければと思っています。


2018年5月26日 - グランドピアノのダンパー調整

スタインウェイ・グランドピアノ


スタインウェイ・グランドピアノの、ダンパー総上げを調整中です。
これが調子悪いと、ハーフペダルを始めとして、楽曲の構成に対して様々な不具合が発生するので、最も神経をとがらせる調整の中の一つです。美しい調べの中にあるスタインウェイでも、ちょっとした一つの不具合で、評価をかなり落としてしまうこともあり、ピアノを扱う側としては事細かに全体像を見渡して調整を施しておく必要があります。
ピアノのインターフェイスは、演奏者に対して鍵盤部とダンパー部のたった2箇所。このたった2箇所のインターフェイスを構成するために、気が遠くなるような部品点数でグランドピアノは構成されています。
そして総じて全ての機能が最低限きちんと調整され、はじめて『それなりに弾きやすいピアノ』と評価されるわけであり、更には『良いピアノ』との評価を得るためには、所謂”きちんとマニュアル通りに調整されているピアノ”を更に深化させた理解により、より良いピアノを目指すことになります。そのためにも、最低限の調整というのは最高精度でありたいと常に考えています。
今日はクライアントからも喜んでいただき、一安心です。





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