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中古ピアノの選び方

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中古ピアノの選び方how to buy a used piano

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ポイントQ&A

スタインウェイ中古

中古ピアノを選定するに辺り、考慮しなければならないポイントは様々にあります。
以下によく頂戴するご質問を纏めてみました。
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Q.新品と中古、どのような違いがあるのでしょうか?
A.新品はその名の通り、メーカーから製造されたピアノをそのまま受け取ることが出来ます
。メーカー保証が基本的には1年付帯され、楽器を育てていく楽しみもあるかもしれません。一方中古は、値段的な利点という観点から選択肢に入るのかもしれませんが、それ以上に魅力的な部分があり、人気を博しています。まずメーカーの力の入れ方や、経営体制が現在と1970年台前後とでは、全く異なっていました。
『より良い物を作る』意思が明確にあり、品質の良さやその年代ならではの味わい深い音色を感じ取ることが出来ます。消耗品については、交換済みであれば新品と変わらない対応年数となります。



Q.ピアノを購入するにあたり、気を付けることは何でしょうか?
A.ピアノは非常にデリケートであるとともに、外観からは見えにくい箇所が多く存在しています。その為、販売者側のモラルや品位が求められる要素が有るとともに、知識や経験が大きく物を言います。


Q.ピアノはどのメーカーが良いですか?
A.ヤマハは製品として安定感のある楽器です。広義的に音色にバラツキが無いのが特徴といえます。スタインウェイは、欧米の文化や哲学、言語(音色感に関わります)を感じさせる楽器です。ヤマハは演奏者側へダイレクトに音を感じさせますが、スタインウェイは空間的に音を感じ取りながら演奏すると言った点で、それぞれのメーカーが目指す方向性の違いが読み取れます。メンテナンスの面では、スタインウェイは日本の気候に繊細であるため、定期的なメンテナンスを入れることをお勧めしております。どちらのメーカーが良いかというご質問にお答えするのは大変難しいですので、それぞれの特徴をご実感いただくために是非ご試弾にいらして頂ければ幸いです。


Q.子供に中古グランドピアノを購入予定です。スタインウェイは子供には早いでしょうか。
A.確かにスタインウェイは高価であるかもしれませんが、感性豊かな子供時代から芸術的な
サウンドを日々経験しながら過ごせることは、その後のご成長に大いに貢献してくれるものと確信しております。当社併設音楽院の実例ですが、お子様であってもスタインウェイをお勧めし、飛躍的な成長をされておられる姿を直に経験しております。また、ヤマハをご購入頂いたお客様も、後にスタインウェイに買い換えられる方も多く、結果的に買い換え費用がかかるため、最初からスタインウェイのご購入をお勧めしております。当社では、スタインウェイを直輸入しているため、若干お求めやすい価格設定にさせて頂いておりますので、是非ご検討下さい。



Q.中古ピアノのパーツはどのくらいの期間使用可能でしょうか。
A.当社では、基本的にパーツ交換をした状態で販売させて頂いております。ご購入後の消耗の経過具合は、新品ピアノとそれほど変わるわけではありません。


Q.ピアノの音色は、調律師によって変わりますか?
A.変わります。積み上げてきた経験、大舞台を支えてきた責任感、そしてプロ意識の違いや音色を作り上げる感性など、その要素は多分に存在します。どれほどの実績を持っているか、また才能も含めピアノに与える影響は大きいと言えます。



ピアノの歴史とその背景

中古ピアノは新品ピアノに比べ音が豊かであるとともに、先のQ&Aにも書きましたように作りが良いことも選択肢の1つとして挙げられるかもしれません。ピアノ産業が最も活況づいた時期のピアノは、確かにその年代の歴史とともに、味わい深い音色を放ちます。

現在使用できると判断できる年代のピアノを、歴史とともに音色の方向感を分別するのであれば、世界恐慌前・世界恐慌後(1930年近辺)、第2次世界大戦前・大戦後(1945年近辺)、高度経済成長期(1950-60年近辺)、ピアノ製造会社の縮小・淘汰(1970年近辺)、量産体制が進むピアノ業界(1980-90年近辺)、そして現代と分けることが出来ると考えています。これら歴史とともにピアノの音色・タッチは変化し、製造会社側のスタンスや経営体制から、確実に製品であるピアノに影響を与え、その思想と方向性はハッキリと見て取ることができます。これら年代から、ピアノを探していくことも1つのポイントとして抑えることが出来るかと思います。

しかし中古・ヴィンテージである以上、その魅力とともに考慮しなくてはならない、響板やハンマー・弦・ウィペン、そしてバックチェックやキャプスタンボタンの状態など、外観からは判断の利かない箇所の消耗も選択材料の大きなポイントとなります。各部品、パーツ類が絶妙にバランスを保ち、多分に音へ影響を与え、ピアノの音は構成されています。それら各パーツが正確に機能することは大前提となりますが、それ以上に必要な要素として、楽器販売を手掛ける会社側が、音楽への造詣が何処まで深いかが問われる内容であるとも言えます。



弦交換スタインウェイ

話は多少もとに戻りますが、ピアノを検討する折、新品と中古はまず最初にお考えになる選択肢かと思います。先の通り、中古・ヴィンテージは新品のピアノにはない魅力があります。それに加え、パーツの扱い方についても考慮する案件が増えてきます。様々な場で議論されていますが、専門家の間でも極力オリジナルを活かすか、若しくは真新しいパーツを入手し取り替えるか、またどの年代のパーツが良いのかという論点は意見の別れるところです。

この判断は、ピアノとしての機能以上に、「音楽を奏でる折、何処までの表現力を持っているのか?さらに、そもそもそのピアノが持ち合わせる個性・方向性が、どのような音楽に最も適しているか?」を相互に判断し、音色の方向性を定めていく必要性が有ります。
この判断は、非常に音楽的であり単にピアノを製品や商品として扱うのではなく、脈々と受け継がれた長い歴史を刻む中で生み出された芸術品としての価値を、扱う側の人間が持ち併せていなくてはならない感性です。それには、音楽を心の底から愛し、ライフワークの中心に日頃の研鑽を置いている人間である必要があります。




上記の写真は、響板のニスを塗り替えている1コマです。
音色に対し、多分な影響を与える故に、その必要性の有無を判断するには多くの材料を求められます。それには数多くの音楽に触れ、質の良いピアノと共に感性を常に磨き、多くの経験を積む必要性が有ります。音色を聴き分ける力、部材やアッセンブリーの良し悪しを決定する判断力は、技術者側・販売会社側の力量に大きく左右されます。

ピアノの購入とは、その製品を購入する以上に、「ピアノの音を作り上げる人間」を買うという隠れた要素が含まれています。考慮しなくてはならない、様々な要因はありますが、最も重要と言える技術者の存在無くして、ピアノを語ることは出来ません。それほどに、ピアノの音色・性能は技術者の感性に頼るところが大きいと言えます。




私たちには、日々非常に厳しい要求が届きます。
コンサート、レコーディング、テレビ・CM収録など、少しの隙きも許されず、非常にシビアな案件に接しています。しかし、そのシビアで難しい案件こそが私たちを育み、一つ一つ着実に仕事をこなしていくことで、大きな視野で物事を捉え、次のステージへと上るきっかけともなりました。

この音の世界に身を置く以上永遠に成長を求められ、生涯に渡り修業の場で生きつづけることとなりますが、それは私たちにとって大きな喜びでありもあります。要求が高ければ高いほど、そのハードルを超えた後のデータは、多くのノウハウとして構築されます。私たちは、こうして成長してきました。そのノウハウを、是非ご体感頂きたく、日々研鑽に励んでおります。

皆様のピアノ選びにおいて、選択肢の1つとしてお考えいただければ幸いです。
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