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レコーディング|ホール・スタジオ

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〒261-0012 千葉県千葉市美浜区磯辺8-15-6

レコーディングrecording

ホールレコーディング




ホールレコーディングから、当スタジオでのレコーディングまで様々なフィールドに対応しています。アコースティック楽器を如何に美しく標本化するかを主たるコンセプトとし、DAW、AD/DAコンバーター、マイクプリアンプ、コンソールを厳選しレコーディングに臨んでいます。最も難しいと言われるピアノレコーディングを得意とし、大ホールでのナチュラルなサウンドでの収録でもNEVEのコンソールを使用します。

マイクからプリアンプを通し、そのままAD/DAコンバーターに音声を収録するのではなく、中間にコンソールを噛ませることで輝き、幅、深み、ダイナミックレンジを存分に含んだ音色をレコーディングしています。また、その後のミキシング・マスタリング作業においても、その殆どを最高峰のアナログ機材を使用し、奥深く濃厚なテイスト感溢れるサウンドをクリエイトしております。ご趣味の方からレコード会社、制作会社まで幅広くご対応しております。

 フィールドレコーディング 1日あたり 8時間まで  50.000円
 NEVEミキサー持ち込み 1日あたり  20.000円
 マイク持ち込み 8本まで  30.000円
 マイク持ち込み 16本まで  60.000円
 ハイレゾレコーディング PCM192kHz DSD5.6Mhz  30.000円
 延長時間 1時間につき  5.000円
 交通費、宿泊費などの必要経費は別途となります。  


価格は税別価格となります。



機材スペックシート

マイク / Earthworks PM40 / Peluso P87 / Neumann USM69 i

マイクプリアンプ / GORDON / IGS AUDIO Red Strip tube / 

コンソール / NEVE8816 with NEVE8804

AD/DAコンバーター / SPL MADISON

PCIe / MARIAN AUIDO Seraph M2

DAW / SEQUOIA 14

レコーダー / TASCAM DA3000

ケーススタディから導く、レコーディングにおける考え方

このプロジェクトでは収容数800人級のホールで、スタインウェイピアノの冷たいまでに鋭い倍音を最も美しくレコーディングすることを至上命題として実施されました。先ず使用ホールとアンビエンスマイク、Neumann USM69はクライアントより指定された仕様となり、その他をどうアレンジするかが当社側の技量となりました。響きの器であるホールとアンビエンスのマイクを指定されることで、共鳴音の残量感と音質は想像に難しくなく、その他のピアノが発するアタック音を如何に美しく収録するかに先ずは着目しました。

Earthworks PM40と、GORDONのマイクプリアンプのセットにより、ハイレゾリューションでのレコーディングを存分に活かし切り、スタインウェイピアノならではの、鋭く伸びる倍音を的確に捉え、尚且つハンマーが弦に接触する折のアタック音を克明に捕らえることができます。またゲインを強めに設定することで、音圧感を確保しつつNEVEのコンソールを用いることで、立体感を保ちながら音量を自在にコントロールできるよう設定しました。

Peluso P87は、新興メーカーであり、旧モデルのNeumann U87にインスパイアされたクローンという立ち位置でP87をリリースしています。今回Neumannオリジナルではなく、Pelusoを選択した理由としては、Neumann社が各モデルを設計してから長い年月が過ぎ、マイクプリアンプやAD/DAコンバーターが劇的な進化を遂げる中、設計思想の古さという意味では若干の出遅れ感は否めないものが有ります。そこへPelusoは、旧モデルを参考にしつつも、更に現代の環境に即した音作りを行っている故、今回の採用となりました。

更にPeluso P87とIGS AUDIOのマイクプリアンプを同時採用することで、真空管が持つハイゲインでワームなサウンドメイキングを可能とするとともに、接近用のマイクとして用いているEarthworks PM40が放つ、近代の最たる姿とは対象的なサウンドを演出し、今回の「冷たいまでに鋭いスタインウェイの倍音を克明に記録する」に加え、Hi-Fiな中にも音の本質を失わない、「美しさ」を演出する思想を織り交ぜました。

一方Neumann USM69は、Neumann伝統の音で中低域に膨よかさを持ちつつも、真空管を用いた大型ダイアフラムらしいカッチリとした持ち味のサウンドを放ち、正に黄金のNeumannサウンドで、残響が多めのホールで意図も簡単にスタインウェイ伝統のクリスタルトーンを捕らえます。

​これらマイクやマイクプリアンプから放れる強烈な個性と思想を受け止めるのは、NEVE8816+8804のコンソール。様々にあるレコーディングの現場では、必ずと言って良いほど、マイクプリアンプとAD/DAコンバーターの間にコンソールを噛ませています。それはボリュームコントロールが容易になる、若しくはHi Gainに設定したとしても、その後のミキサー卓でコントロールが効くなど、機能上の優位点で使用するのではなく、コンソールから放たれる輝きと奥行きは、決してデジタル信号では得ることが出来ないという思想から使用しています。SSLでのレコーディングも検討しましたが、この後に待ち構えているSPL MADISONの36vテクノロジーを用いる奥深くもスーパークリーンなAD/DAコンバーターと、384kHzをキャプチャーするMARIAN AUDIO Seraph M2 PCIe Cardの流れを汲むと、Hi-Fiサウンドからハイブーストな(高音を強調する)音へ変貌すると判断し、立体感有るNEVEを選択しました。

加えて、NEVE8816からはTASCAM-DA3000へ2MIXの信号が送られ、上記のように拘りに拘った6chのシグナルチェインをDSDレコーダーで記録しています。これはバックアップに使用ということではなく、アーティストが後日最高音質で確認するための音源として記録されています。





スタジオレコーディング

機材スペックシート

マイク ピアノ/ Earthworks PM40 / Schopes CMC64 / Telefunken AR70  ボーカル / Peluso P87 Stereo

マイクプリアンプ ピアノ / GORDON SPL Gain Station ボーカル / IGS AUDIO Red Strip tube

コンソール / SSL XL-DESK

AD/DAコンバーター / DAD AX32

PCIe / MARIAN AUIDO Seraph M2

DAW / SEQUOIA 14

レコーダー / TASCAM DA3000

ケーススタディから導く、レコーディングにおける考え方

今回は、CDを含む音源の制作に課された音質は、最も具体的な形で事前に示されていました。ずばり、グラモフォンレコードの「このCDを超えよ」という、クライアントからの要望を受けてのプランニングとなりました。昨今のクラシック音楽では、コンプレッサーやEQが使用されることは勿論、オーバーダビングが行われることも頻繁です。これら要素を全て考慮した上で、384kHzでのハイレゾリューション・レコーディングとともに、音源を極限の透明感へ導くためにスタジオ・レコーディングを選択し、ワームサウンドを極力排除しました。何処までもクリーンに、しかしそれは作為の極地であったとしても、結果的にはナチュラルに聴こえなければならないという、クラシック音楽ならではの至上命題もクリアしなければなりません。この相反する要素を様々に組み合わせ、一点の頂点を目指すこととなりました。

接近用マイクは、現在考えられる中で最も進んでいると思われる、Earthworks PM40。現在のところ、ニアフィールドのピアノレコーディングで、これ以上のソリューションは見つかっていません。Hi-Fiサウンドの代名詞とも言うべき存在です。また、今回はSCHOPES CMC64をミドルに据え、尚且つSPL社のGain Stationをソリッドステートと真空管を混ぜ合わせマイクサウンドをキャプチャーしました。CMC64は、大きなダイアフラムと同等のダイナミックレンジを捕らえることが出来ると同時に、ペンシル型らしくシャープで立ち上がりの早いサウンドも特徴的です。尚且つ、Hi-Fiであるとともに非常に音色作りの上手い、SPL社のマイクプリアンプを使用するというセットで、ミドルとアンビエンスだけでも十分に商業レコーディングとして恥ずかしくないサウンドを捕らえることが出来ました。

既にミドルとアンビエンスの段階で完成形を見たピアノサウンドは、Earthworks PM40を追加することでピアノサウンドの輪郭と立体感を克明に映し出し、リアリティと芸術性に富んだ音色を作り出すことに成功しました。

これに加え、主役となるテノール歌手のもとには、Peluso P87をステレオで使用。SPL Gain Stationは、真空管オンリーの構成でボーカルサウンドをキャプチャーさせることで、これまでワーム感を極力排除したスーパークリーンなサウンドで構成される全体音に対し、故意にワーム感を付け足すことで、クラシカルなテノール歌手の美声を、真空管ならではの立体感で際立たせることが出来ました。また、ステレオレコーディングすることで、「響き」を重要視するクラシック音楽において、ステレイオ幅を広げた際の自然なワイド感を演出することも可能です。

以上のようなプロセスで、クラシック音楽でも目的や用途によって、レコーディング場所や手法を柔軟に考慮することは非常に有用です。求めるサウンドを構築する上で、あらゆる方向性から物事を整理し、最も合理的で無駄のない着地地点を探し出すことが必要です。レコーディングの世界に正解は無い故に、様々に考えられる状況を予測し、最適な条件を選ぶ嗅覚が必要と言えます。

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