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日々の活動日記

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2018年11月13日 - ビクタースタジオにて

レコーディングスタジオ


今日は8年ぶりのビクタースタジオでした。
前回伺った折は、自らがデビューした折に収録をして頂いたスタジオで、非常に思い出深くもまた感慨深いスタジオでもあります。ハウスエンジニアの方とお話をする機会もあり、築50年の建物を大切にアップグレードされてきたこと、加えて内部については常にアップデートされており、SSLのコンソールとGenelecのスピーカーを基本としながらも、その他のアウトボード類については常に現在のポップシーンに置いての最新の音作りを目指されているとのことでした。
以前伺った折には立場も異なれば、経験値も違いすぎて、何が何だか分からない傍観者としてのスタジオワークでしたが、今は取りまとめ役になり、それなりには経験は積んできたという自負を新たにすることも出来ました。
そしてやはり当社のスタジオというのは、こうした国内の伝統的なスタジオとは異なり、世界で作られる音楽を基準にし、機材の選定から何から何まで考え方が違うことも感じることも出来ました。善悪ではなくそれぞれの個性であり、クライアントたちはそれぞれの利便性や求める音楽の方向性などで使い勝手を決めるので、双方に存在意義というものはあるかと思います。
色々と新しい発見が出来、非常に充実した1日でした。


2018年11月12日 - ライブレコーディング32chの構成

ライブレコーディング機材


ライブレコーディングにおける、ベースの32chを組み上げました。
ベースというのは、拘りのマイクプリアンプを駆使してのレコーディングは、この後に構成する32chに集約される形で組み上げたいと思っています。それが例えばSPLのCrescendoであったり、その他当社の得意とする世界最先端のサウンドというものを実現してくれる機材を集めたいと思っています。
しかし、何もかもが強烈な個性を放っていればよいかと言えばそんなことはなく、無難にまとめてくれることを望むようなパートもあることは事実です。バンド全体の構成、楽曲全体を把握しながらマイクプリアンプを決めていくという作業は、私たちにとっても非常に面白い工程の一つでもあります。そもそもが機材好きの人間たちなので、その辺りは非常に凝れるところかと思います。
今回組んだベースメントの機材は、Antelope MP32をマイクプリアンプとして用い、特にオーケストラなどを流麗にレコーディングするには、非常に向いている機材です。
そうした細かくも美しい繊細な音をキャプチャーできる機材をまずはベースに置き、ここを起点として更に個性的な音を放つ機材で纏めていきたいと思います。



2018年11月4日 - SPL Crescendo 始動

SPLレコーディング・マイクプリアンプ


遂にSPLのCrescendoがフィールドで始動しました。
Crescendoは、まだグルーバルデリバリーが開始されておらず、昨日のレコーディングは世界初でフィールドレコーディングを行うことが出来ました。
スタジオでは多少オーバーパワーの感もありましたが、今回のフィールでのレコーディングでは、最高のパフォーマンスを発揮しました。本当に素晴らしい哲学を持ち合わせており、音像の大きさや倍音の豊かさ、それに加えてキャプチャーできる奥深さという意味では、デジタルマイクと同じような印象を、アナログで体感できるマイクプリアンプと言えるかと思います。また、重厚な音色を演出し、正にクラシック音楽で用いられるパイプオルガンのような音を、更に現代風にアレンジし濃厚な形でレコーディングサウンドを創り上げてきます。
デジタルマイクも興味を持っていましたが、やはり音の入口部分はアナログで対応することが最も適していると思え、今後はこのマイクプリアンプを16chまでに拡大し、更に良い音を求めていきたいと思います。
SPLの最近の動きは、正に時代のトレンドを揺り動かすような活動をしており、エンドーサーとして大いに歓迎できるところです。彼らに対して、良い働きが出来たのであれば、何にも増して大きな喜びです。



2018年10月30日 - Bettermaker Mastering EQ

Bettermaker Mastering EQ


Bettermaker Mastering EQが導入されました。
まだ少しのトラックのみこなしている状況ですので、使い込んだ故の景色というものは見えてはいませんが、正に理想と思えていた音作りを可能とするシステムです。ヨーロッパの最先端が何を考えているのかを明確に示す機材であり、これを日本で使いこなせるエンジニアというのは、これまで日本で行われてきているスタンダードなマスタリング考えると、まずいないのではないかと思えてしまいます。
これまでにも様々な場で、国内の音作りは諸外国と比べると別物であることを主張してきましたが、こうした機材の進化によって顕著にその盲点というものを示すものになるかと思います。確かにエンドーサーというものは大きなアドバンテージがあります。しかし、そのアドバンテージを得るまでには、陽の当たらないところでの努力や、世界を見続け、頂点を目指し続けたが故の結果であり、そしてその視線が世界へと羽ばたかせたが故に、日本のサウンドというものの欠点を強く感じさせたところもあります。
そしてこのBettermakerは、これまでとは全く異なる世界観へと連れて行ってくれると共に、SPL PQなどと共に纏め上げると、素晴らしい未知の領域とも言うべきサウンドを創り上げてくれます。こうした機材メーカー発で考案される音のトレンドというものを理解するには、先ずは世界の仕事との接点を多く持つこと、そしてその中でトップを目指し、クライアントから維持され続けることで生まれる信頼関係を築きながらも、多くのクレームに立ち向かうことで大きく成長していきます。そのクライアントがツワモノであればあるほどに、自らの能力は引き上げられることと思います。
そんなことを再確認させてくれた、素晴らしいマスタリングEQでした。



2018年10月26日 - Die Denkaz 新作を発表



楽曲発表の教に、早速にDie Denakzのミュージックビデオが発表になっています。
今回はミキシング&マスタリングで参加しましたが、ヒットのほどはどうでしょうか・・・今後の動向が気になります。以前は海外作品に参加するだけで嬉しかったものが、最近はきちんとヒットを狙いに行く楽曲作り、音作りを考えることが出来ており、自らの仕事に対しる姿勢というものも大きく変化しました。何と言っても、彼らとの共作でいきなりヨーロッパチャート7位を獲得できたことで、最高のものを作り上げるという以上に、きちんとした着地地点を目指すという、出来るようで出来ない環境も含め、非常に恵まれた意識の中で仕事を行えています。
僕の中にも、まだこれでヒットという方程式のようなものは出来ていませんが、今後のアルバム制作も含め攻めの大勢で音楽制作に携わっていきたいと思っています。



2018年10月23日 - Die Denakzと3作目を共作



ドイツのクライアント、Die Denakzと共作した楽曲が10月26日に発表になります。今回の作品も、物凄い勢いで再生回数を稼ぐのでしょうか。とても楽しみです。
今回はリーダーのステファンに、多くのミキシング・マスタリングのバージョンを送り、その中から彼の好みに合ったものをチョイスしたとのことなので、正直なところどれなのかは今の所いま一つ分かりませんが、デモの映像を見る限りは音とよくコラボレーションできてそうで、取り敢えず今回も僕の役目は果たせたということで一安心しています。
世界中のクライアントと、仕事をしたいという話をよく仲間内からされますが、もしやりたいのであれば日本でのキャリアと価値観をすべて捨てて、世界へ出る覚悟が必要になるかと思います。先ず日本での活動というものは、世界では殆評価されないということ、また国内のアーティストは殆海外では無名ですので、ドメスティックにやっていたのであれば尚更劣勢かと思います。
そして日本で作られる音は、完全に捨て去る必要があります。レンジが狭く、真ん中に集まるようなサウンドでは、欧米では全く通用しません。良い音を求めれば求めるほどに、日本からどんどんと価値観については離れる必要があります。それくらい、世界の舞台では国内の音楽事情に対しては厳しい現状が待っています。
ヨーロッパでリリースされる参加楽曲の喜びとともに、少しだけ世界に出るための音作りについて書いてみました。



2018年10月21日 - Antelope MP32 導入

レコーディング・マイクプリアンプ


Antelope MP32が導入されました。
オーケストラやライブレコーディング用に、今回は多チャンネルのマイクプリアンプを導入しました。ライブレコーディングでは、64chでの対応ということもあり、リモートコントロールを一気に32ch分可能とするシステムは、現場では圧倒的に優位に働きます。また、RME、SSLとも迷った挙げ句の選択となりましたが、今までにRME、SSLの音は散々ぱら聴いてきているので、少しリフレッシュしたいというところと、設計が最も新しく先進の音を持ち合わせているというのも、今回決め手となりました。
チャンネルを稼がなくてはいけないという現場は多々ありますが、単に稼ぐ形での導入は行いたくないと思っていました。やはり何といっても総合的な音の哲学を一本に走らせ、その上でより強力な機材群を構築する上で、癖や主張の強くない中にも、明瞭で肉質がしっかりとした音の録れる要素を持ち合わせる機材を探していました。
昨日アップしたSPLのCrescendoで絶対的なベースメントを創り上げ、そして私たちの中に明瞭な形で存在するスーパークリーンでありながら、原音を明確にキャプチャーする音源を着地地点として掲げておりますので、、『取り敢えず、多チャンネル故に良いんじゃない』程度の選び方はしていません。この機材単体でも、行き着きたいポイントに行こうと思えば行き着けるでしょう。しかし、更に高みを目指す意味で、SPLが存在し、更にはAPI500シリーズでは更に個性的なサウンドを次々にキャプチャーしていこうと考えています。
様々なアイディアがある中に、より大枠を作り上げる機材というのも、非常に大切な考え方に鳴ってきます。



2018年10月20日 - SPL Crescendo・・・120v マイクプリアンプ

レコーディング マイクプリアンプ


エンドース先のドイツSPL社より、マイクプリアンプ Crescendoが到着しました。
昨日は軽井沢まで音響機器のコンサルティングで出張ゆえ、夜10時に戻ってきましたので、そこから到着機材の組付け、サウンドチェックとなりました。
昨日のテストではスタインウェイB型を用いて、Earthworks PM40とBrauner Phantheraのセットでレコーディングを行ってみました。元々マイク自体が集音力の高いものばかりを集めているので、それ相応の音は鳴りますが、それ以上にこのマイクプリアンプが余りに音像を大きく捕らえることと、150dBのヘッドルームが織り成すパワーというものがあり、これまでのマイク位置やプリアンプの設定では対応しきれないものがあります。
昨日のレコーディングでは、これまでマイク4本で対応して行き着いた音が、2本で十分という結果であり、むしろ4本では音像が大きすぎてむしろ邪魔になるほどの解像度を誇っています。昨日の記事で書いたデジタルマイクは、丁度このような印象を持っていましたが、今回のマイクプリアンプとマイクのセットであれば、デジタル化をしなくても十分に欲しい音は、この機材で得られることを確信できました。
11月頭には、ホールレコーディングが予定されていますので、その折には活躍してくれること間違いありません。今から楽しみです。



2018年10月18日 - デジタルマイク

ゼンハイザー レコーディングマイク


デジタルマイクの存在は随分前から知っていましたが、何分構造が複雑そうなのと、専用機材が多いことで二の足を踏んでいました。しかしベルリン・フィルのデジタル配信が、ワンポイントであれ程の音質を誇っているということは、間違いなくデジタル仕様であると確信していました。
音像の明瞭さ、その大きさ、そして独特の音圧感は、アナログではなし得ないであろうな・・・と思っていたところに、Sennheiser社がその仕様を公開してくれました。読んでみて、『やはりな』という内容だったのですが、ワンポイントの限界を超えるには、それ相応の機材も必要ということかと思います。
それで当社でもレコーディング機材の中に含めるか否かの検討を行っていましたが、結局は足すということでまとまりました。やはり圧倒的に数の多いピアノレコーディングでは、アナログ回路のなし得る音の面白みもありますが、”明瞭さ”という意味ではデジタルに勝つことは恐らく難しいのではないかと感じています。SPLの新しいマイクプリアンプが、現在ドイツから当方へ向かっている真っ最中ですが、果たしてデジタルの良い部分を越えられるのか否かにも注目しています。
しかもSennheiserのMKHシリーズの一部は、アナログモジュールからデジタルモジュールへ変更するだけで、一気にデジタル化が可能になります。その上最近Schoepsが、デジタルマイクに対応した小型のコンバーターを出してきているので、安価で導入を可能としているところも後押ししてくれます。とりあえず、MKH8020とMKH8040のデジタル化を図ってみたいと考えています。これで一気にワンポイントの可能性も広くなり、同時に今日ブログに書いたNevatonの3Dマイクも入れれば、更に選択肢が増えることになります。



2018年10月18日 - Nevaton3Dマイク



最近のテーマであったアンビエンスのマイク、中々良いのが見つかりました。
NevatonのBPTというものです。勿論日本・アメリカでは無名の存在ですが、ザルツブルグ際のオフィシャルマイクとして採用されており、クラシックに置いては絶大な実績を既に残しているマイクになります。
映像を見る限りは、やはりクラシックに寄っているマイクのようで、僕のコンセプトからすればピタリと来る仕様です。また、ダイアフラムが3つ付いていて、サラウンド仕様のマイクのうち、フロント3本はこれで行けてしまう理屈になり、なんとも汎用性と芸術性を兼ね備えたマイクであると感じさせます。
最近アンビエンスにはSony C100の導入をステレオで行ったので、さらなる上を目指すとなると、また異なるコンセプトが必要になることは分かっていたので、ここまで振り切った形でリリースをしてくれると、こちらのモチベーションも上がります。
昨日までデジタルマイクを考えていたのですが、このマイクも考慮に入ってきました。それにしてもドイツのアイディア力や凄まじいです。



2018年10月17日 - Sennheiser MKH8000シリーズ



ライブレコーディングと、オーケストラレコーディングに合わせて、新たなペンシル型のマイクを探していました。またドイツのメーカーに集約されたのですが、SchoepsとSennheiserが最終選考に残り、結局ベルリン・フィルでの実績もあり今回はSennheiserを入れることになりました。HKH8020 と HKH8040を双方ステレオでチョイスしましたが、親会社のNeumannとは全く異なった性格のマイクで、非常にワイドかつ緻密に音を構築することが出来ます。
今後の仕事のことを考えれば、ライブ及びオーケストラ以外の用途でも、多くのフィールドで活躍できることは間違いないはずです。クラシックピアノであれ、エレキギターであれ、どのみち最新とされるサウンドは、リアリティが重視される要素が強いですし、マスタリングまで行った折には、一つ一つの音の粒が非常に重要になる傾向なので、マスタリングから逆算しても、このマイクが今はベストソリューションと判断できました。



2018年10月14日 - ライブレコーディグのプランニング

レコーディング用 マイクプリアンプ


ライブレコーディングを本格化させていくにあたって・・・
などと考えておりましたら、いきなり仕事をいただきました。ということで、受けたレコーディングのプランニングをしていましたら、こちらが想定していない自体になりました。当方としてはMADIやDanteのシステムがPA卓に入っていることが前提でお受けさせて頂き、足りないマイクはこちらで立てて対応しようと考えていました。しかし、今回受けさせて頂いたお仕事では、なんとPA卓に双方のデジタル出力カードが入っていないとのこと。
そうなると、スプリッターを持ち込んで頭ワケしてもらい、こちらでマイクプリアンプを全ての回線で準備する必要が出てきました。一番クリアに録れそうなマイクプリアンプとして、Antelopeが今回は候補に上がっています。先週SPLを発注したばかりなのですが、今回はそこから更にマイクプリを追加して40ch体制で臨むことになりそうです。大変ですが、本当に楽しいです。



2018年10月10日 - プライベートホールのコンサルティング

レコーディングホール・コンサルティング


現在建設中のプライベートホールにおける音響機材のコンサルティングで、軽井沢まで行ってきました。物凄く美しい景観で、スタインウェイのピアノを中心とした設備も充実の内容となります。特に今回は、オーナー様がオーディオに凝ってらっしゃるとのことで、エンドーサーとして活動するSPLなどの機材を中心に、日本にはないテクノロジーを多数導入して頂く話し合いになりました。
これは極論なのですが、良い音を追い続ければ追い続けるほど、日本の文化や考え方、音の捉え方から離れなくてはいけないという状況を経験します。実際にうちのスタジオに入っている日本製は、TASCAMとSONY、それにMOGAMIのケーブです。所謂主流になり音を作るというよりは、縁の下の力持ちとしての立ち位置が強い様相を呈しています。
残念ながら今の日本におけるオーディオ機器、音楽の考え方というのは世界で通用することがより難しくなっていることを再度伺わせます。今回のコンサルティングを通して、更に多くのことを感じるようになりました。



2018年9月29日 - 230v

230v電源


少しわかりにくい写真となりますが、230vの電圧運用に成功いたしました。
このスタジオができた2年前から200vは引いてありましたが、通常はその200vを115vに減圧するのが通常の方法です。しかし、どうせならば230vで運用する方法がないものかと探しに探し、それはやはり日本には回答がありませんでした。機材のレベルは、十分にワールドクラスで通用するレベルまで持ち込んできていると自負していますが、最後の最後、あのドイツを中心としたヨーロッパ諸国で聴くことの出来る音が日本では出ない。。。115vのアメリカも違います。日本の場合は、そもそも音楽や音の構成そのものが違うので、電圧のレベルまで話を持っていけないのですが、それがヨーロッパから受注した仕事であれば、絶対にヨーロッパのマスタリング・グレードまで持っていく必要があります。ドイツのワールドカップ公式ソングを受注していましたら、一定の評価は得られているとは思いますが、それでも僕がSPLやelysiaで聴いてきたあの音、そしてKii AudioのクリスCEOのお宅で聴いた、あの抜けるようなクリアなサウンドは未だ出せていません。
その追求する姿勢の一環として、230vの電圧をどうにか運用することで、現在必要とされている要素をクリアさせようと試みたわけです。
電源コネクターはNema規格だったので、アメリカのほうがパーツが多く、そちらから数点取り寄せ、20Aある電源からは230vディストリビューターへ直接繋ぐにはオーバーパワーなので、間に200vを分配できるようにディストリビューターを噛ませ、ユニバーサルの電源ユニットを持つ機器は200v、そして230vのディストリビューターはドイツからEU仕様を仕入れて完成させました。
その音たるや説明するのが難しいほどの透明感を持ち合わせ、非常に精密な深度で音楽を表現してきます。実際にドイツで聴いてきた「あの音」がうちのスタジオでも、本格的に手に入るという、とてつもない次元でスタジオ運営が可能となりました。
言葉で表現するのは難しいですので、うちのスタジオでお試し下さい。また、230vの電源を導入してみたい方、貿易も含めコンサルティングいたしますのでお声掛け下さい。
電源部分だけ引き上げても意味は余りありませんが、トータルで高レベルを目指すのであれば、必ず手に入れて置かなければならないソリューションかと思います。



2018年9月26日 - Bettermaker



レコーディング機材に対して、マスタリング機材の導入も続いています。当方がエンドース元としてお世話になっている、ポーランドのBettermaker mastering EQを導入します。Pultec EQセクションとパラメトリックを持ち合わせており、尚且M/Sモードをも機能の中に含まれているというモンスターです。しかもCEOのMarekの説明によれば、バンドごとにM/S若しくはステレオをチョイスできるとのことで、この辺りも非常に面白みを感じます。
ただ、今後もEQ及びコンプレッサー類の導入は続けます。その理由は、それぞれの機材にそれぞれの音色を持ち合わせているので、機能が素晴らしいからと言って決してゴールは見えないということです。例えば10年前に設計されているelysiaのMuseqは、現在では特段新しい考え方を持ったEQではなくなりました。alpha compressorもそうですね。正にBettermakerは、elysiaのこの2機種を研究してきてリリースしている感があります。双方にエンドーサーなので、なんともコメントし辛いところはありますが、どんなに研究を進めても、それをモデファイして作り上げてきたとしても、elysiaには透明感あるサウンドと共に、太さを感じさせる強さがありますし、Bettermakerには透明感と繊細さを感じさせるものがあります。こうした音色という特色を持ち合わせている以上、機能という限定的な視点から機材を導入するわけには行きません。
なんとも面白い世界観です。



2018年9月23日 - SonyハイレゾマイクC100

ソニーハイレゾ・レコーディングマイク


SonyのハイレゾマイクC100が、ステレオで導入されました。まだテスト段階でなんとも言えませんが、このマイクに僕が期待することは無色透明であること。Earthworksであれ、Braunerであれそれなりに最新鋭という意味での音色を持っています。しかもそれがかなり濃厚な色と来ているので、ガチャガチャに混ぜていくことは考えたくない・・・
そしてどちらかというと、Sonyにはミドルにおくというよりは、アンビエンスとしての立場を重要視しているので、それぞれの楽器に対して明確なコンセプトのようなものは必要ない・・・と思っています。基本的に色付けというものは、伝統ある欧米のメーカーに勝てるわけもなく、それよりはピシッとしたハイレゾを何の意見も持たずに録ってくれることもまた重要ではないかと思っています。
もちろんマイクやマイクプリアンプによる脚色を必要とする場合と、そうでない場合があるので、例えばストリングスを徹底的にクリーンサウンドで録るというときなどは向いているかもしれません。来週にはBraunerの新作が来るので、本当に楽しみ。秋に向けて仕事が増える中、こちら側も準備万端です。



2018年9月20日 - Brauner Phantheraをステレオで導入

レコーディング マイクロフォン


新たなレコーディング・ソリューションとして、BraunerのPhantheraをステレオで導入しました。今後当方のスタジオでは、新世代のマイクとして名高いBraunerを、メインマイクとして複数導入を検討しております。また、既に導入の決定しておりますSPLのマイクプリアンプとの相性も抜群で、デュッセルドルフサイドで最高のサウンドソースをキャプチャーできるチェインとしてテスト済みです。
特に私達の最も得意とするピアノレコーディングにおいては、その濃厚かつワイドな音が絶対的な優位性を持ち、これまでには不可能と思えたサウンドを、意図も簡単に現実のものとしてきます。今後リファレンスの音源も含め、様々なCDやハイレゾなどでお聴き頂ける環境を整えてまいります。



2018年9月16日 - 世界の音のトレンドは、2015年で大きく変わる。

今日のステムマスタリングでは、以前リリースされていた曲をリマスターするという仕事に恵まれました。リマスターなので、2000年台に発売されており、再度配信用にマスタリングを見直すというものでした。こういう試みは、配信ならではのものであり、フィジカルが存在しない完全なるソフトコンテンツ故のものと言えるでしょう。
幾つかリファレンスの音源を聴いていて、その年その年のトレンドというものを分析したのですが、明らかに世界のトレンドは2015年を最後に大きく舵を切りました。端的に言えば、強力なリアリティとHi-Fiなサウンドが共存しており、それまでの音がなんであったのか?と思わせるほどの斬新なサウンドです。
しかし、これは英語圏がトレンドに乗ってきたということで、僕にとっては非常に馴染み深い音でもありました。というのは、おそらくこの手のリアリティあるサウンドは、音楽の本場ドイツでは10年以上前から用いられており、トレンドの根幹は中央ヨーロッパにあったと言えるかもしれません。アメリカは消費大国故に、多くのアドバンテージを持ち合わせていますが、ものづくりの根幹というものは、やはりドイツを中心とするヨーロッパ勢であることを再確認させられる仕事でした。



2018年9月16日 - 次世代のマイクプリアンプ

レコーディング・マイクプリアンプ


待ちに待った、次世代のマイクプリアンプが遂にデリバリーとなります。120vテクノロジーで、150dBに対応するというヘッドルームを持ち合わせており、これでどんなサウンドが録れるのか非常に楽しみです。エンドーサーとして世界各国の店舗にデリバリーされる前の、1stセクションをプロダクトマネージャーのサーシャが抑えてくれました。
これから秋にかけてレコーディングが増える時期に、思い切った導入ができて嬉しいばかりです。elysiaのSklputerも興味があるのですが、先ずは8chをハイスペックでレコーディングできる環境を整えられるのは、非常に大きな喜びです。


2018年9月15日 - ヨーロッパに修理依頼

マスタリング機材


本国エンドーサーというのは、なんでも自分である程度対応できる必要があります。
今回は輸出入という分野ではなく、修理が必要な機材での対応です。この場合、直接メーカーに送る必要があり、その対応ということになると国際郵便を使用することになります。勿論壊れてほしくはありませんが、前提として形あるものは必ず壊れるという考え方をしていないと、その後のバックアップがものすごく大変なことになります。なので、メーカー側との太いパイプは勿論、壊れたときにそれに変わる機材を用意しておく必要もあります。
顕著に感じられるものとして、移動を多くお行なった際のマスタリング機材というものは、壊れる傾向にあります。やはり、移動を前提としていないと思われるので、どうしても振動には弱い傾向にあるのかな・・・と感じています。
今回は2本ポーランドまで修理に送りました。



2018年9月2日 - ホールレコーディング

スタインウェイ レコーディング


ピアノ曲のホールレコーディングに参加しました。
最近受注させて頂いたオペラなども含め、5つほどのプロジェクトを同時進行で進める状況です。どれも非常に拘りの強い作品ゆえ、最高精度での音源制作が求められこちらも勉強になります。クラシックを主体とした音源制作を得意としていますが、アコースティック楽器のレコーディングからのノウハウで、ジャズなども収録することがあります。
クラシックもヨーロッパでは全く異なる音作りが始まっており、次世代の音源制作を体現して行きたく考えています。



2018年8月22日 - スタインウェイグランドピアノL型のご納品

スタインウェイL型 中古


スタインウェイグランドピアノ、L型のご納品が行われました。大阪のお客様宅まで、当スタジオが所在する千葉から、遠く旅をしての配送となりましたが、到着後の状態は写真の通り、美しい外観と艷やかな音色を保ったまま、無事に届けられました。
ピアノの調律は、関西を代表するスタインウェイを熟知した調律師さんが手がけられ、最高のスタインウェイを最高の技術を持って、状態をより良い方向へと導くこととなります。
スタインウェイのご納品は、全国に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。



2018年8月16日 - スタインウェイのご商談とオーディオコンサルティング

スタインウェイ中古


お盆休みが終わったばかりの本日ですが、早速にスタインウェイのご商談を頂戴しております。
通常夏は、ピアノのお問い合わせというものが減少傾向にありますが、今年は多数の引き合いを頂戴しております。音というものを、ピアノのみではなく楽曲を制作する、若しくはレコーディングするという視野を持つ当社は、やはりスタインウェイをご覧になられる方々にとっても、特別な存在に感じられるようです。しかもそれがグローバリズムの中で、激しく競争をしているとなると、また一段と異なる視野を感じて頂けるようです。
話はスタインウェイから始まり、スタジオに移ればオーディオやルームチューニングのコンサルティングへと移行していき、これまで長きに渡り構築してきたノウハウを、余すところなく音楽愛好家の皆様にご提供できるというのも、また当社ならではの強みと言えるかと思います。
世界の音の価値というものを、是非確かめに足を運ばれてみてください。きっと新たな発見があるかと思います。


2018年8月11日 - スタインウェイピアノの展示開始

マスタリング・ワードクロック


MUTECのMC-3+USBとREF10を受け取りました。
外観のかっこよさに目を引かれますが、使ってみての感想としては溜息が出るほどの音を作り上げてきてくれます。完璧にルームチューニングされたスタジオ内にあって、その音の作り込みというものは信じられないほどのクォリティを誇っています。
最初は10Mhzを使用せずに、MC-3+USBをインターナルにセットし使用してみたところ、それなりの音質変化を感じ取ることはできました。その時点でもある程度の満足感というものは得られましたが、REF10から発せられる10Mhzと同期した瞬間、それはもう物凄い音を聞くことができました。
どののマイクを使用し、どれ程の広さで録られた音なのか?或いはマイクと楽器の距離というものを、明確に感じ取ることができます。
単にクロックの同期という行為にもかかわらず、ここまで音というものが変化することはあるんですね・・・。話には聴いていましたから、それなりの変化はあると思ってはいましたが、ここまで露骨に変化すると、ケーブルであるとか電源であるとか、その辺りのものはオーソドックスであって欲しいとも思えます(以前凝りに凝りました)。
音楽を分析する、或いはリアリティというものを追求すれば、ワードクロックの存在橋には考えられないと思えるほどです。




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マスタリング参加作品:Die Denkaz


韓国テレビ主題歌となったマスタリング参加


マスタリング参加作品:Emily&Justice


スタインウェイ貸出し他:ユンディ・リ


スタインウェイ貸出し他:aiko