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ブログ・コラム

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マスタリング

夏から制作を進めていた、井谷俊二名誉教授のアルバムが発表となります。当社のレーベル『Antique Haus』としては、CDといったフィジカル系の物販は行わない方針で、今回はメジャー系列の配信のみの設定でリリースとなります。これは世界の潮流として完全に原版の扱いを物販で行うという商流が終了しており、国内だけが未だにCDという文化が根強い背景がありますが、それでも既に日本は世界第3位の市場を持つ配信 […]

ヨーロッパの出張から戻ってきました。ドイツのデュッセルドルフに降り立って、そこからアムステルダムに行き、ベルギーのリエージュ、そしてベルリン、一気に南下してザーレムやスイス・オーストリアまで足を延ばしました。トータルの走行距離は3000kmに及び、エンドースを受けているメーカーから多くのミュージシャン、音楽コンサルタント、トーンマイスター、日韓ワールドカップのミキシングを手掛けたフォルガーなどなど […]

SPLのマスタリング機材一式の構成が導入されてから、2カ月が経過しました。導入直後からフル回転で使用されてきたため、しみじみと勉強する時間が無かったので、半ば直感的な使用で時間が経っていましたが、改めてマニュアルを読む時間も増えてきたのでより理解を深めることが出来ています。ここまで壮大な機材群になると、細かい機能を理解しきれていないことが増えてくるものです。改めて細かい仕様を確かめてみると、かなり […]

HEDD社のCEO、フレディがベルリンからスタジオに来てくれ、プロトタイプのヘッドフォンを聴かせてくれました。素晴らしい出来栄えと共に、物凄く精密なサウンドを奏でる逸品です。ヘッドフォンは余り好きではなかったのですが、これであればKii THREEと共に最終チェックの折に大活躍すること間違いなしです。まだプロトタイプなので、重さが800gあるという何ともゴツイ仕様になっていますが、これが軽量になり […]

DSDのダイレクトマスタリングというシステムは、一度組み上げてみたいと思っていました。丁度新たなプロジェクトでDSDを用いることになり、必要機材は全てそろっていたのでチェインを組み上げてみました。考え方自体は特段難しくなく、普通にDSDからDAしてアナログ機材を経由しADするというものです。RME ADI2 PROやTASCAM DA3000などが複数台あれば、そこまで結構簡単に組めてしまうチェイ […]

今日のマスタリングは、パッシブEQを積極的に用いました。3種類のEQの種類を持ち合わせる理由としては、同じ種別のパッシブ系だとしても、全く音色や利き方が異なるので楽曲によって使い分けたり、或いはブーストはある機種で用いカットは別の機材で行ったりと、使い方は様々です。これはパッシブに限らずに、パラメトリックでも同じような用い方をしますし、M/Sの役目も自由自在です。コンプレッサーも複数ある機材がどち […]

ベルリンの旅

2019/11/09

何かとドイツとのお付き合いの深い当社ですが、今月はベルリンにスタッフ数名が行く予定です。今年はベルリンの壁が崩壊してから30年、長い歴史から見れば戦争の傷跡から立ち直ってからたった30年とも言えます。そして今や工業大国として世界一の座を手に入れたドイツ、確かにお付き合いをしていてその優秀さというものは群を抜いて感じることが出来ます。ベルリンはエンドーサー契約のあるMAGIXをはじめ、数社が所在して […]

ポーランドのハイエンドケーブルメーカー、DL-David Labogaが到着しました。CEOからテストして欲しいとのことで話が来て、現在試しています。まずUSBケーブルはお気に入りです。ショパンの国が産んだメーカーらしく、ADコンバーターとして用いている RME ADI2 Pro FS と繋いだところ、非常にしっとりとした音色の上に明確な輪郭が見えるようになったので、これは一つ大きなメリットでした […]

機材が色々あると、様々な試みというものが可能になります。いつも同じことを繰り返すということは、進展がないというよりは退化していってしまうのかと思います。そんな考えを常に持ち続けながら挑戦は続きます。 ということで、今日はベートーヴェンのピアノソナタから月光をレコーディングするとのことで、月光と言えばベートーヴェンの中でもトレンドが変化した時期でもあります。ピアノの進化と共に、楽曲も大きく変わってい […]

機材が本格導入されてから、1カ月以上が経過し大分扱いにも慣れてきました。可能性が大きすぎて、何をどう触るかを整理できない時期もありましたし、Kii THREE + BXTの精度と許容範囲が広すぎることで、理解が中々追い付かないこともありました。それらもやっと自分のものになりつつあり、何がどういう変化をすることで理想に近づくのかも理解できつつあります。今日もオペラの楽曲をミキシング・マスタリングしま […]

これからレコーディングです。長年にわたり少しづつ進んできたプロジェクトの最終日になります。機材も揃うだけ揃って、理想の楽音をスパッと録れるようになりました。以前はSSLのマイクプリアンプで、ダイナミックレンジの広い楽曲を録ろうとすると全く追いつかない状況に陥っていましたが、今はすっかりと最も良いところに落ち着いてくれるようになりました。というのも、SPL Crescendoのお陰。。。今のところ、 […]

サブミックストラックのLRバランスが悪く、キャリブレーションをしなくてはな・・・と思っていたところに、SSL本社に少し相談したところ全工程をメールに添付してきてくれ、思い切って教えられたとおりの工程を踏んでみました。一発では思い通りには行きませんでしたが、コツをつかんで何度も繰り返し調整を行ってみると、写真の通り見事に一律のボリュームバランスになりました。2dB単位のメーターなので1dBあたりの違 […]

2019年の夏に試みたアップデートは、これまでで最大のものであった。今後もここまでのものを予定はしていないし、過去にも経験のない規模のものであった。エンドーサーという立ち位置から、機材は直接本国のプロダクトブースから毎日のように100kg以上の重量と共に到着した。毎週のように大型のトラックがスタジオに横付けされ、物凄い迫力であったが、到着した機材たちはそれ以上のものを物語っていた。 先ずはSPLか […]

A&Mグループ内に『A&Mコンサルティング』を設立し、事業コンサルタントをスタートいたします。これまで世界のエンターテイメントの舞台で激しく競争を繰り広げてきたノウハウを基に、価値創出という観点から事業をサポートしていこうと考えております。パートナーも内部に在籍して頂き、より強固な認識を基に企業価値を共に高めるコンサルタントを展開していきたいと思います。 今日はそんな事業の第一歩として、カ […]

機材のアップデートを繰り返してきた当社のスタジオですが、実はまだ残っているアップデートがあります。それはelysia社のマスタリング機材でして、全体の置き場所や使い勝手も考えながらのアップデートですので、少し彼らには待ってもらっていました。alphacompressorとMpressorは発注済みではあるのですが、双方にエンドーサーモデルとしてチューニングをお願いしているので、まだ制作中という所と […]

ミキシング周りの各トラックにインサートする機材も充実してきました。その殆どをAPI500シリーズで構成していますが、ステレオ仕様のEQを4台・8ch分発注を掛けています。これで32ch分+@5系統のミックスバスを含む構成が完成します。日々の業務の中で、自分が一体何をしたいのかを具体的に考慮していき、その求める音を逆算していくときに、機材の必要性というものが発生します。機材はなければ欲しい音の実現は […]

大量の機材を導入後、業務を行いながら方向性も決まり随分と落ち着いてきました。欧米や中東、インド辺りのアジアやアフリカなどもそうですが、兎に角濃密で透き通るサウンドを求められる楽曲をマスタリング・ミキシングする場合、機材の量というのもの必然的に増えます。複数の機材の得意なポイント、相性の良いポイントを探しながら作業を進めるため、必然的に機材が増えて行ってしまいます。そういう意味で、マスタリング機材も […]

R.I.O Tony Tと。

2019/10/19

毎日世界中から様々なアクセスがありますが、ここ数日ほどドイツの女性歌手とやり取りをしている中で、ヨーロッパのスーパースターTony Tを紹介され、彼らとデュッセルドルフで会うことになりました。これまでの活動の中で、ここ数年でヨーロッパでのヒット曲に複数曲参加できたのは、自分の名前を知ってもらう意味では本当に大きかったと感じています。それぞれのヒット作品に参加した折も、そこまで欲というものは無かった […]

今最も熱いマイクプリアンプと言えば、SPL Crescendoです。ピアノにオーケストラをレコーディングし、そして今日はドラムのレコーディングでした。プロデュースしている楽曲を様々な形態で制作を進め、最終的にやはりライブドラムのサウンドを入れようという話になりました。今日は一気に作業を進め、ミキシング・マスタリングまでもを終えられました。こうしたワンストップでの制作というのは、海外では結構一般的で […]

本日は72トラックと84トラックのミキシングを行いました。2曲でかかった時間はなんと9時間です。流石にこの規模になると大変ですが、それでも全てアナログミキサーに音源を出して制作を行いました。大変したが、機材の良し悪し、癖、得手不得手を一気に覚えられるので、こうした仕事はプロデューサー・エンジニア側にとっても非常に重要な仕事になります。やはり人間、負担がかからないと覚えないことは沢山あります。

2019/10/14

機材テストやルーティングもほぼ終わり、完全な形での業務が再開されました。ここまで大型のアップデート行いますと、本当に沢山のことを経験しました。配線間違いは勿論起こりますが、その他にも機材の取り扱いミスや理解不足、500回線を超えるルーティングの理解など、設計をしておきながら覚えること考えることは山のようにありました。やっとそれらが全てクリアになり、纏まった感のあるスタジオに出来上がりました。機材の […]

導入して3日のKii THREE + BXTは大活躍が早速に始まっています。今まで海外のスタジオを含めて、相当数のスピーカーを聴いてきていますが、現在のところこれを超えるモニターはないでしょう。というか考え方が真新しすぎて、今後もしばらくは他メーカーは付いていけないと感じています。BXTを導入する折に、ドイツ側からリモートでセットアップをしてもらいましたが、その殆どがファームウェアで新機能を追加し […]

やっと完成

2019/10/09

今回のミキシング・マスタリングチェインのアップデートは、本当に長い期間がかかりました。凡そ2カ月以上を要しての作業となり、疲弊もしましたが納得いくものとなりました。機材の量が増えれば、当然未解決の状態のものもあり、まだメーカーからサポートが必要な状況のものもありますが、凡そは正常な形で業務に持ち込めるところまで来ました。本当に大変でしたが、やれるだけのことはやったという満足感もあり、作り込める音源 […]

夏とはいっても、すでに季節はすっかりと秋ですが、夏に発注していました機材分の最終アップデートが始まります。IGS Audioのマスタリングチェインほぼ全てと、Kii AudioのBXTがインストールされます。これで一連のアップデートは一先ずは完成の形をとり、しばらく業務を行ってみて更に課題を探し出したいと思います。とはいっても、ご覧のように既にスタジオは限界まで機材が導入されており、ラックマウント […]

Kii Audio社から発送された、BXTが日本に到着しました。通関待ちの状況ですが、恐らくは今週中にはスタジオに到着するかと思います。ここ半年ほどKii THREE(写真の上側)のみで使用してきていますが、特に何も不満はありませんでした。低音は十分に表現されているし、高音部は緊張感漂うほどに解像度が高く、様々な面で現在世界最強のスピーカーであると感じています。今回エクステンドであるBXTを追加す […]

Hum Audioのシングルマイクが到着しました。ポーランドが作り上げた逸品で、正にショパンの国ならではの音と言えるでしょう。当スタジオのチェインが、Hi-Fiをコンセプトに組み上げられている故に、よくToo Muchのサウンドになることがあります。その折には、このノーブルで豊かな音のするリボンマイクを用いることで、Hi-Fiのサウンドがグッと濃厚さを増すので多用しています。シングルの使い方は、ま […]

連日機材のアップデートが続きます。今回はRMEのインターフェイスです。Kii Threeスピーカーとダイレクトでデジタル入出力をさせるために導入しました。今やデジタルのみの入出力というものは、以前とは大分イメージの異なるものとなっています。Kii ThreeとRMEのチェインは、恐らくは現在史上最強のサウンドシステムの一つと言えるでしょう。RMEを多く使用するのは、SEQUOIAがRMEとの接続に […]

若き女性ピアニストのプロデュースです。編曲だけでもかなりの時間を要しましたが、いよいよレコーディングに入りました。どんな作品になるのか・・・本当に楽しみです。

SPL パワー全開

2019/09/24

SPLパワー全開でミキシング・マスタリング中の画像です。作りたいと思っていたサウンド体現でき、本当に楽しんで仕事が出来ます。また使い込んで行けば次の景色が見えるでしょうし、新たな機材がまだまだ多数導入される中、更にサウンドを突き詰めていくことも可能になるかと思います。本当に素晴らしい環境で働くことが出来ています。

今日はSPL Neosからマスタリングコンソールにダイレクトに音源を流し、ワンストップでミキシング・マスタリングを行っています。この構成、本当に素晴らしいのですが慣れるのが大変でした。慣れるというのは操作ではなく、音そのものです。とてつもなく広大でHi-Fiなサウンドで作り上げられるために、これまで聴いたことのない世界観と感性で挑まなければなりません。最初の2週間は、『あれ、どうした?』と思われた […]