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ブログ・コラム

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マスタリング

今日のマスタリングは、パッシブEQを積極的に用いました。3種類のEQの種類を持ち合わせる理由としては、同じ種別のパッシブ系だとしても、全く音色や利き方が異なるので楽曲によって使い分けたり、或いはブーストはある機種で用いカットは別の機材で行ったりと、使い方は様々です。これはパッシブに限らずに、パラメトリックでも同じような用い方をしますし、M/Sの役目も自由自在です。コンプレッサーも複数ある機材がどち […]

ポーランドのハイエンドケーブルメーカー、DL-David Labogaが到着しました。CEOからテストして欲しいとのことで話が来て、現在試しています。まずUSBケーブルはお気に入りです。ショパンの国が産んだメーカーらしく、ADコンバーターとして用いている RME ADI2 Pro FS と繋いだところ、非常にしっとりとした音色の上に明確な輪郭が見えるようになったので、これは一つ大きなメリットでした […]

機材のアップデートを繰り返してきた当社のスタジオですが、実はまだ残っているアップデートがあります。それはelysia社のマスタリング機材でして、全体の置き場所や使い勝手も考えながらのアップデートですので、少し彼らには待ってもらっていました。alphacompressorとMpressorは発注済みではあるのですが、双方にエンドーサーモデルとしてチューニングをお願いしているので、まだ制作中という所と […]

大量の機材を導入後、業務を行いながら方向性も決まり随分と落ち着いてきました。欧米や中東、インド辺りのアジアやアフリカなどもそうですが、兎に角濃密で透き通るサウンドを求められる楽曲をマスタリング・ミキシングする場合、機材の量というのもの必然的に増えます。複数の機材の得意なポイント、相性の良いポイントを探しながら作業を進めるため、必然的に機材が増えて行ってしまいます。そういう意味で、マスタリング機材も […]

SPL Phonitor

2019/09/12

SPLのフル構成を導入して数日です。ケーブルやコネクターの手配も進み、やっとすべてのチェインがつながりました。そして今日聴くことが出来たのがPhonitor2でしたが、本当に素晴らしい機材の一つであると感じます。SSLのコンソール越しに聴こえてきたヘッドフォンというものは、フラットで素晴らしいものでしたが、そこから更に現代風にチューニングを施されたPhonitorは、サウンドメイクに必要とされる要 […]

MAGIX社のリリースするSEQUOIAは、メインDAWとして当スタジオは位置づけています。抜群の安定性、透明感、ダイナミックレンジを遺憾なく受け止めるパワー、そしてリアリティと何をとっても超一流のDAWであることに何の意義もないかと思います。そして先週エンドーサーとしての契約をMAGIX社と結び、ほどなくしてドイツより最新バージョンのSEQUOIA15が到着しました。中身を見る限り、エンドーサー […]

マスタリング機材のゲームチェンジャー、ドイツSPL社から機材完成の連絡が入りました。国内未発表の機材を多く含んでおり、どう扱っていくかを現在考案中です。繋げて並べるだけならば簡単ですが、何処にどういう形で差し込んでいくのか?またマスタリング・ルーターも今回は一気に導入を進めますから、かなり自由が利くようになります。自由がきけば考えることも増えるわけで、SPLだけでもこれらだけではなくとてつもない数 […]

SPL HalkEye

2019/08/13

プラグインの導入が続々と進んでいます。プラグイン単体でのミキシングやマスタリングは絶対に行いませんが、上手くハードギアを補佐する形で使用していくことには非常に好感が持てます。そうそう、補佐役でプラグインを使うという概念であれば非常に上手くいく気がします。これを感じ始めたのは、今年の1月に発表になったスロバキアのアーティストの楽曲をマスタリングした時でした、繊細さとダイナミックなイメージを共存させよ […]

ノイズ処理のプラグインで知られるIzotopeのRX7ですが、ボーカルノイズの案件がありサマーセールということもありRX5からアップグレードしてみました。ちょうどドイツの友人がFacebook上でRXを使用している写真をアップしていたので、彼に7は使いやすいかを聴いてみたところ 『絶対にアップグレードするべきだ』 という一言を貰い、それも後押しとなりました。SEQUOIAに付帯しているノイズ処理機 […]

Leapwing Audio

2019/08/11

先月来日したロビンが運営するLeapwing Audioのプラグインを、やっとテストする時間が出来ました。もう毎日毎日業務に追われてしまい、中々こうした時間を取ることもできないくらいに多忙になってしまいました。それはそれとして、このプラグイン、最近欲しいと思っていたソリューションがすべて含まれているという感じがして、ダウンロード前から期待値の高いものとなっていました。意外とLRのバランスとCent […]

毎日かなりの量のミキシング・マスタリングをこなしますが、その中で最近お気に入りになった一つが、エンドーサー契約をしたばかりのBlack Rooster Audioが放つEdelweiss72です。マスター用のプラグインですが、非常にクリアかつ音楽的な美しさに溢れている一作で、挿したのちに感じることとしては毎回楽音のまとまりと、ノーブルな何か・・・何でしょうか・・・何とも霧掛ったようなシルキーさを感 […]

ずっと温めてきた elysia Mpressor 500 16ch at SSL XL-DESKですが、遂に実現したという喜びと共に、実務でどういった強みを発揮するか・・・実際に1カ月ほど使用してのレビューとなります。 先ずはelysiaが得意としている、透明でHi-Fiなサウンドを実現できるという意味では、どの楽器・どのジャンルであってもそれなりに演出をしてくれるコンプレッサーです。しかし僕の場 […]

複雑化するライフレコーディングに対応するために、大掛かりな機材の導入を行ってきました。これは通常当スタジオで請け負っている、クラシックのホールレコーディングでも役立つ機材たちで、ライブレコーディングの機材とクラシックレコーディングにおける機材の差というものが縮まってきたことをも意味しています。 というのは、以前から使用していた Marian AudioのSeraphを用いたMADIのルーティングに […]

先ほどドイツ方面からもたらされた情報ですが、フランクフルトで開催されるMusik Messeに向けて、Bettermakerが新しい機材をリリースしてきたようです。今回はマスタリング・コンプレッサーとのことで、非常に興味深いですね。マスタリング機材は競争が激しい割には導入率が低く、尚且つSPLが全面的に勝負に出ていることもあり、牙城を崩すほどの機材を考案できたということでしょうか・・・ SPL、e […]

Stam Audio 4000EQ

2019/03/21

当スタジオでは、マスタリングチェインの最終プランニング、Final2.1の確認作業に入っています。SPL社が行き過ぎたほどの機材をリリースしてきていますが、これらをすべて導入する形で落ちつくかと思います。 マスタリングが最終段階のさらに進んだ最終まで固まったところで、今度はマスタリングと同じ拘りでミキシングのハードを決め始めました。まずは、elysia社のmpressor500 を16chで導入し […]

SPL Gemini

2019/02/26

SPL社がM/Sプロセッサーとして、Geminiを発表したのは先月。そして本格的な動画マニュアルを作成してきました。いやー、本当に凄い。M/Sのプロセッシングを、ルーターで入れ替えながら自在に操るというとてつもない機材が登場しました。これを超えられる機材というのは、今後5年間はまずないでしょう。それくらいに強力な哲学をバックボーンとし、完全に他メーカーを引き離しに来ました。 4月にドイツの本社へ行 […]

ドイツへ修理に出していたサウンドカード、Marian Seraph M2が帰ってきました。随分と長旅でしたが、新品と結局交換ということで、正直なところ日本では受けられないようなサポートを、本国と直接やると対応してくれます。うちも代理店をやっていますが、正直なところ国内の代理店というのはサービスが非常に悪いのは認めざるを得ません。特に保証期間に関しては、ヨーロッパ・アメリカ共に最低3年を設定しており […]

ミキシングEQの導入を考えている昨今です。コンプレッサーをプラグインで再現することは、本当に難しいと感じていますが、ミキシングのEQも本格的にハードであれば、やはりそれに越したことはないと感じ始めていました。コンプレッサーの機材は既に選定が終わっており、elysiaを入れる予定でいるのですが、EQが中々決まらずにいました。SSLなので、無難にSSLのEQを入れるか・・・とも考えていましたが、昨今の […]

IGS AudioのRubberbandが修理から帰ってきて、フルチューニングされたIGSは本当に素晴らしいスキルを発揮しています。アシスタントたちのところにも、同じくこのRubberbandが導入され、それぞれに思うところがあるようです。確かにこのPutec EQというものは、挙動がパラメトリックとは全く異なるのと、他メーカーと一線を画すIGSならではの強烈な個性とサウンドに、 『じゃじゃ馬』 […]

IGS Audioの機材一式がポーランドから到着しました。一部は再度のチューニングを依頼しておりましたが、最高精度の機材として生まれ変わり再スタートを切ることができました。今回スタジオで導入・デモとして入れたのはapi500シリーズの電源モジュールですが、一式揃い更にはIGSでIgorの手によりチューニングされたサウンドは、正にスペシャルということができるかと思います。   IGS Au […]

相変わらずの機材導入が続きます。 こちらの体制がある程度整ってきたところで、更に世界は新たな方向性を示してくるので、それを追いかける形をとることもあります。そして今回の導入は、RME Digiface Dateです。MADIは何にも使える万能ナイフのような存在で、あれ無しではレコーディングを語ることが出来ないほどに素晴らしいものです。たった一本のケーブルで、2kmまでの遠隔レコーディングを可能にす […]

やる気!元気!吉井! みなさん、初めまして。 本日からこのブログに参加させていただきますアシスタントマスタリングエンジニアの吉井陽一です。 現在私は当スタジオの第2マスタリングルームでマスタリングを行っております。 本日は私の使っているSPL PQとMASELEC MEA-2について書かせていただきたいと思います。 先日第2マスタリングルームにもSPL PQが導入されました。 PQは強烈な個性を持 […]

本日はピアノのホールレコーディングでした。先程スタジオに戻り、音源チェックを行っています。 今回はそのレコーディングにおいてのピアノマイクについて言及してみたいと思います。使用するマイクというよりは、ポジションが最も難しいと言えるのがピアノレコーディングで、様々なマイクポジションを用いますが、その中でも接近してのマイクというものは、以前はほぼ綺麗に録ることできない音場の一つでした。特にハンマーの打 […]

SPLが新たなM/Sプロセッサーを発表しました。写真上から二番目の1Uの機材ですが、正に天才的な発想に満ちたプロセッサーと言えるかと思います。 この機材自体の存在は一昨年の年末に聞かされており、プロモーションのビデオも見せられていたのですが、それを更に進化させて天才的とも言うべき発想でM/Sのプロセスを進化させてきました。   上記のチャート図は、一体何を意味しているのか・・・理解が難し […]

自分が機材好きなので、機材レビューの記事が増えますね(笑)。 さて、近い将来SPLやelysaiが揃った段階で、その次の導入計画というものも持っています。ほぼドイツを中心としたヨーロッパ製の機材で埋まっている当スタジオの機材ですが、アメリカの機材で興味があるのがこのmaag EQ4Mです。500シリーズで実機を触ったことはありますが、それはもう強烈なインパクトのEQで、劇薬と言っても良いくらいの効 […]

今日レビューしてみたいのは、Roger SchultのマスタリングEQ UF-1についてです。とは言っても、彼のEQはエンドース契約の際に送ってきてもらったPhase Filterしか所有しておらず、この機材の音というものはelysia本社に行った折、彼が持参してくれ多少触ったという程度のものです。ちなみにデュッセルドルフは、正にこうしたハイクォリティな機材メーカーでひしめき合っており、お互いの人 […]

MUTECの国際公式エンドーサーになってから半年が経過しました。随分と使いこなせるようになり、安定した運用を行っています。音の濃密性や纏まり感のようなものは、言うまでもない能力を持ち合わせていますが、プロの現場としてはそれ以上に所謂『聴き間違い』というミスを犯すことはほぼ皆無という状況になりました。 聴き間違いを簡単に説明するとすれば、 『こういう音で仕上がっているはず』 と思い込みが災いして、そ […]

Kii Audio が世界に向けて新世代のスピーカーをリリースした Kii Three、導入から1ヶ月近くが経過したことで、見えてくるものが沢山ありました。これまでに使用してきたスピーカーと言えば、GenelecやRCFそしてYamahaと、一応の王道と言えるものを使ってきましたが、どうにもしっくりと来るものがなく新しい音との出会いを探し求めていました。特に楽曲として複雑な作りをしていたり、裏メロ […]