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ブログ・コラム

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マスタリング

世界の音楽レベル リファレンスの音源を世界各国から受け取る。その殆どは、それぞれに個性は有るにせよ、非常に高いレベルを保っている。 今日はモロッコから音源を受け取り、そのレベルの高さに驚いた故に、ここに文面を残したいと思いました。 世界中から送られてくる音源を受け取り、そこにミキシングやマスタリングの工程を経て送り返すという業務が、私たちのもとには多数届きます。ONLINEで送られてきますので、い […]

理想のピアノレコーディングを求めて スタインウェイ・フルコンサートグランドピアノのレコーディングのワンシーン。年間に数多くのピアノレコーディングをこなすとともに、通常業務として海外(主に欧米)との音楽制作を本業とすることから、世界最先端の音の構築方法でレコーディングを国内へご提供している。 楽器の中で、最も巨大な響体を持ち合わせるのがピアノであり、そのために発生する様々な要因というものは、想像を超 […]

美を感じ取る感度が、価値と哲学を創造する。 僕がチェコからマスタリングを依頼された、非常に美しいミュージックビデオ。正にヨーロッパを代表するような仕上がりになっており、イギリスも含めエンターテイメントの中心と思われている英語圏とは、明らかに異なる仕上がりになっている。美しさを説明するには、最も相応しい一作。果たして、日本でこのクォリティを生み出すことが出来るだろうか? ここのコラムやブログを通し、 […]

グランドピアノを会場に持ち込むことで、得られた自由と栄光 aiko『嘆きのキス』ミュージックビデオ。aikoにとってもオリコン初となる1位を獲得した、記念すべき楽曲となった。当社はスタインウェイ・グランドピアノの持ち込み、画角の設定など制作に参加した。 私たちの栄光の影には、とてつもないほどのトライ・アンド・エラーが背景にあります。その栄光が華々しければ華々しいほどに、影に隠れたリスクや努力という […]

様々なフィードバックを、どう実務に投入するのか? レコーディング中のスタインウェイピアノの写真。ピアノの音色における最高峰は、レコーディングにこそあると考えられる。最高峰からのフィードバックは、音色における最高の哲学を形成する。 今回は、具体的にピアノの音色というものにスポットを当てて、どういう状況下でどのような音が求められるかについて述べてみたいと思います。そして当社のコンセプトとする、最高峰と […]

世界のアーティストともに・・・なぜ世界に挑むのか? 2010年のEXPO Shanghaiの折に、上海と姉妹都市である大阪府(読売テレビ)で、ユンディ・リの演奏収録が行われた。一連のピアノと収録音響全般を受注した。 ユンディ・リとは、非常に思い出深いエピソードが沢山あります。 先ず彼を知ったのは、忘れもしない2000年のショパンコンクールの折でした。スター性を持つ彼は、鮮烈な演奏とルックスで世界を […]

音色の構築という考え方を、ピアノ調律から見極める 欧米と日本での仕事を通し、様々な疑問や違いの発見というものが日々あります。 今回扱いたいのは、『音の構築』という考え方です。皆さんピアノの調律・メンテナンスという言葉から何を想像するでしょうか?保守・点検・補修・修理・ピッチ合わせ・・・ 色々有ることと思います。そこに『音色を構築している』という答えを導けた方は、どれほどいらっしゃるでしょうか? 日 […]

世界のアーティストともに・・・なぜ世界に挑むのか? 音楽制作・ポストプロダクションで日々仕事を共にするセフィ・カーメル。ET、ハリーポッターなど映画音楽を手掛けるとともに、フィル・コリンズ、BBキング、デイビッド・ボーイなどともアレンジャー、演奏者、エンジニアとして参加するなど、マルチに才能を発揮するロンドンの鬼才。 世界のアーティスト達とともに歩むことは、容易いことではありません。世界のトップは […]

気付き、認めるところから全てが始まる。 ヨーロッパの旧市街。右手奥は、シューマンが一時期過ごしたとされる家。ブラームスはここで、体調不良のシューマンとその妻子に対して、献身的に尽くしたとされる。 文化が異なれば、景色や空気が異なります。同じように言葉、食べ物、風習が異なります。文化が異なるとは、これほど多くの要素を含んでおり、あらゆるものに波及します。そしてこれまでに再三コラムで書いてきたように、 […]

なぜ日本と欧米では、良い音の定義が異なるのか? ドイツ・オランダ・ベルギー周辺で出される、典型的なケーキの一例。糖分は少なく、クリームに油成分も少ないことから、ボリュームがあっても胸焼けせずに食べられる。文化の違いは、食にも顕著に現れる。 これまでコラムで様々に論じてきた、『音』という形にならない芸術の分野を説明してきましたが、私のこれまでの論調として、何故欧米と日本でここまでの違いが発生するのか […]

欧米の哲学について考える。 気が遠くなるほどの長い期間を掛けて創られたケルン大聖堂。起源から換算すれば、1400年以上の時を経て、現在尚建設途中の箇所もある。 皆様御存知のように、ヨーロッパにおける哲学の歴史は長期に及んでいます。それはローマ時代よりも更に遡り、ギリシャ哲学でソクラテスやプラトンなどが活躍した紀元前にまで話を巻き戻す必要があります。当時は数学や自然学を哲学として扱うことも多く、現代 […]

欧米で行なわれるピアノ選定 今回のコラムでは、欧米で行なわれるピアノ選定について追ってみましょう。 ハーバード・ビジネス・スクールに合格したことから、日本とアメリカを行き来する生活に加え、ヨーロッパとの強力な協力関係を作り上げたことで、常に世界を周る生活をするようになりました。昨年から今年にかけてアメリカを行き来したのは7回に及び、更には大西洋を渡りヨーロッパも頻繁に行き来するようになりました。そ […]

日本で良いとされるものが、果たしてグローバルで通用するのか? ドイツelysia社と、本国エンドースメント契約の折のワンショット。右がCEOであるドミニク、左がプロダクトマネージャー。この折に話し合われたmpressor を16ch全てをSSL XL-DESKにインストールする案は、elysia車内でも大絶賛を受け。NAMM SHOWでmpressorは、2018年Awardに輝いた。 欧米で学び […]

アメリカやヨーロッパから日本に戻ると、なぜ音の違いに驚く? ハーバード・ビジネス・スクールの授業を受けにボストンまで行き、仕事で帰国しその帰り道に幕張メッセでの講演を終えこのコラムを書いています。正にホットであり、その驚きや情熱を余すところなくお伝えできる環境かもしれません。幕張メッセで行われた講演の題名は、 『欧米スタイルのミキシング・マスタリングを紐解く』 というもので、スタジオワークを一例に […]

今日のステムマスタリングでは、以前リリースされていた曲をリマスターするという仕事に恵まれました。リマスターなので、2000年台に発売されており、再度配信用にマスタリングを見直すというものでした。こういう試みは、配信ならではのものであり、フィジカルが存在しない完全なるソフトコンテンツ故のものと言えるでしょう。 幾つかリファレンスの音源を聴いていて、その年その年のトレンドというものを分析したのですが、 […]

コラム:『ヨーロッパでのヒット曲を経て』を追加しました。 『ヨーロッパでのヒット曲を経て』 僕のキャリアでも、初となる参加作品がヨーロッパのチャート7位(今日現在)を記録するヒットとなり、今現在の心境と変化を綴ってみました。様々な作品に参加してきましたが、素晴らしいチャンスに恵まれ、今回やっと欧米でのヒット曲に恵まれたという現在、僕の環境は激変し様々な仕事の相談が舞い込み舞ます。中には、アビーロー […]

コラム:『新しいスタインウェイと中古スタインウェイ』を追加しました。 『新しいスタインウェイと中古スタインウェイ』 かなりの分量になりそうで、まだ書ききれていないのですが、先ず第一弾としてアップしてみました。スタインウェイ・グランドピアノの新旧製品を考えるときには、かなり多くの議論が想定されるために、各分量も格段に多くなります。 先ず第一弾としては、レコーディング・プロデューサーを務めた折の経験の […]

コラム:『最高のグランドピアノの音色を考える』を追加しました。 『最高のグランドピアノの音色を考える』 今回は題名の通り、最高のピアノの音色を求めて様々な角度から述べてみました。 ピアノの良し悪しについては、既にありとあらゆるところで述べられてきており、ウンチクについても出し尽くされている感があります。素材やその考え方などは、このサイト内でも既に書かれていましたから、それを追加で書いても重複してし […]

コラム:『世界の音楽レベル』を追加しました。 『世界の音楽レベル』 ここ数日は毎日のように文面を書いていますが、様々な仕事を受けるとインスピレーションが湧き、書きたいことも増えてきます。今日はモロッコからマスタリングを依頼され、その音源を受取り、想像以上にレベルが高いことに驚き、これまで様々な国と地域から受注してきた思い出とともに、文面を構成してみました。 モロッコというと、北アフリカの国で、日本 […]

コラム:『美を感じ取る力』を追加しました。 『美を感じ取る力』 作品参加曲のミュージックビデオをお知らせしたところ、『日本で同じようなクォリティで制作するのは難しい』というご意見を頂戴し、その言葉にインスパイアされ文面を仕上げてみました。しかし、このミュージックビデオの楽曲を最終仕上げしているのは日本人である僕であるのに、何故映像方面から、そうしたリミッターが掛かってしまうのか、またそうした心のリ […]

今日・昨日と、随分と色々なプロジェクトにお声掛けをいただきました。 ホールレコーディング、アメリカのジャズシンガー達のニューリリースの話などなど、随分とお話をいただきましたが、その全てがハイレゾという括りの中でプロジェクトが進行するようです。元々自分がスタジオワーク・プロデューサーへ本格的に舵を切ったときから、ハイレゾは大好きなシステムだったので、機材の構築もそれ前提となってきました。少し前までは […]

定額制の音楽配信が、今後のトレンドとなると言われていますが、昨日まで僕はその手のものを使用せずに、CDを購入したりiTunesでダウンロードしたりといった、所謂購入という形をとってきました。それは音楽関係者として、アーティストやプロデューサーをはじめ、関係者へのリスペクトも含めて、実際に『購入』という行為こそが良いと思っていた節があったからです。 しかし、昨日は交渉が様々に重なり、どうにも探す必要 […]

ヨーロッパ勢からの受注は止むこと無く続いており、今月末に向けて4月末に新曲を発表したDie Denkazのアルバム向けのミキシング・マスタリング、またスロバキアは受注は決まりましたが、今後日本でレコーディングするプロジェクトがあるので、その納品に向けて大忙しの兆しです。ピアノの業務は基本的にクライアントが国内なので、季節に左右されますが、こちらのポスト・プロダクション業務は世界が相手なので、季節な […]

コラム:『グランドピアノを持込むことで得られた自由と栄光』を追加しました。 『グランドピアノを持込むことで得られた自由と栄光』 グランドピアノという大型の楽器は、兎に角その移動という利便性の悪さから、大きなマイナス面を持ち合わせています。そのマイナス面を如何に克服し、より高みを目指したのかという内容を書いてみました。 添付のaikoのミュージックビデオは、オリコン1位を獲得したという意味合いからも […]

ここ数日間の業務で、中古スタインウェイ・グランドピアノの検品から、昨日はマスタリング参加作品であるドイツのDie Denkazのリリース、そして同日にC3グランドピアノのオーバーホールの最終整音と、仕事を重ねれば重ねるほどに、自分の中に蓄積されるものは、日本と欧米で作られる音の違いがあまりにも大きいことと、さらには求められる音の質も違うということです。この開きはかなり大きく、如何ともし難い程に落差 […]

コラム:『世界のアーティストともに Vo2を追加しました。』 『世界のアーティストともに Vo2を追加しました。』 今回の内容は、ユンディ・リとの一幕です。2010年ころの仕事でしたので、かなり前のこととなりましたが、思い出してみようと努力すると、以外なほどに当時の景色を思い出すことができました。ただ、ユンディと何を話し、どんなピアノに仕上げたのかは今一つ覚えていません。マイキングをどうしたとか、 […]

コラム:『ピアノの音色に求められるものを追加しました。』 『ピアノの音色に求められるものを追加しました。』 昨今のスタインウェイについては、諸説ありまして、その音色については賛否があります。加えて、最高峰という場からのフィードバックが、どのようにしてプログラムされ、エンドユーザーに届けられるのかという視点でも見解を述べています。 もはやピアノの音色という概念において、日本は大きく転換を求められてい […]

コラム:『音色の構築・・・ピアノ調律から考える。』をアップしました。 『音色の構築・・・ピアノ調律から考える。』 今回の文面は、日本社会が抱える根本的な問題を定義しており、もしかしたら音楽やピアノという狭義の視野ではなく、様々な分野に応用できるかもしれないと感じています。 明治維新後、日本は西洋からもたらされた様々な製品を、模倣やコピーという形で製造し、世界市場価格の何分の一という破格で販売するこ […]

様々にウンチクを語っているのですが、ここで実例を1つ。 僕はミキシングでもマスタリングでも、常に意識する音というのがあります。凡そのこれまでの経験で、様々な楽器が鳴る1つの楽曲の中で、スネアが美しく抜けてくるように作り上げていくと、透明感溢れる音が作れる傾向にあります。また、同じく物凄く重視するのがコーラスです。 この動画のTOTOの音源は、正に理想的な形で仕上げられていますが、彼らのコーラスとい […]

ここ最近習慣になっている、コラムを書いてみました。結構時間を掛けて書いていますが、自らの考えというものを明確に纏めるよい機会にもなっています。 『間違いを認める謙虚さ。』 今回は、何処で日本の音作りが世界とズレてしまったのか?また、先ずはそのズレを認めるところから始まるのではないか?などのを提言させて頂きました。自分の知る限りでは、余り議論されてこなかった内容に思えますし、最も根本的な原因を探る議 […]