本文へスキップ

ブログ・コラム

電話でのお問い合わせはTEL.043-376-5989

〒261-0012 千葉県千葉市美浜区磯辺8-15-6

マスタリング

夜中になりましたが一段落です。 ファイルは送付したので、明日起きた段階でどういう回答が来ているかをチェックし、ファイナルとなるか否かの見極めです。大変ですが、やはりこうした仕事には新たなる境地の開拓や、自らがまだ見たことのない景色というものを感じさせてもらえます。高いハードルを超えるたびに感じることですし、『これで完成』というものが存在しない世界なので、常に新たな発見と見識というものは身に付けさせ […]

今日は1日中マスタリングでした。 初めて取引させて頂くクライアントで、アイスランドからの音源も扱いました。恐らくアイスランド語というのは初めて聴いたのですが、音楽に乗って演奏されていることもあり、何とも神秘的な雰囲気を醸し出していました。音源はオンラインで送り返してありますが、さて結果はどうかな・・・先のアメリカ・ドイツ・日本のクライアントのように、中々OKが出ないこともあるので、そこはクライアン […]

進展

2018/03/28

最高難易度の仕事、続いています。 中々OKが取れませんが、引き続きプロデューサーの皆様にもお付き合い頂いています。国別では、ドイツ・アメリカ・そして日本と、バラエティに富むクライアントからOKが中々とれません。こんな少し泣き言のようなことを書くのはどうかと思いますが、何時も自信満々で仕事に臨むことばかりを許されないという一面をお知らせするのも良いかもしれないと考えて記事を書いています。これまで本当 […]

4月から始まるドイツのヒップホップグループ、DieDenka’zのテレビPVに出演させて頂きました。まさかの僕のインタビューからスタートする映像となっていますが、ヨーロッパの舞台に本格的に躍り出ることが出来た実感と、更なる今後の活動にはずみが付いた出来事でした。 僕が日本でいくら流れてくる音楽、ピアノに対して和風であり、グローバルの価値観では通用していない旨を主張したとしても、こうした […]

何故ここまで?と思えるほどに、ヨーロッパから先進性を備えた機材というものが出てきます。今日の夜に活躍したのは、ポーランドのBettermakerというメーカーで、日本には代理店がまだないはずです。既に本国からの公式エンドーサーとして指名されているので、彼らが何を考え何を見通しているのかはある程度分かるのですが、しかし使える機能を本当によくぞここまでというくらいに、詰めて作ってきます。今日活躍した機 […]

新たな視野がピアノに加わりそうです。 自分の活動は常に世界を見据えて来ましたが、ピアノというジャンルにおいては『輸入』というカテゴリを除いては非常にドメスティックな内容でした。スタジオワークが余りにも世界とのやり取りが多く、その裏側でピアノに対しては今一海外趣向へ舵を切ることができていませんでした。何処かのファクトリーで学んだとか、何処其処のピアノ店で一時留学をしたとかそういう次元ではなく、下から […]

スタジオアップデートのプランも佳境に差し掛かっています。日本にはまだ代理店も見当たらないKii Three ですが、元々はロンドンのアビーロード・スタジオをコンサルティングするTomから、『Berfootとamphionの良いところを取ったようなスピーカーだよ』という紹介を受けて、その存在を知るようになりました。そしてオーストリアのマスタリングエンジニア、Horstが自らのスタジオに導入したことで […]

スタジオアップデートにおけるシグナルフローを、ドイツのSPL社がプランニングしてきてくれました。この春に発表されたばかりのマスタリング機材を中心に、彼らの考えられる技術を結集してプランニングが組まれています。その証拠に、この中には先進の技術を用いるSPL社から、更には3機種ものプロトタイプが含まれており、このアップデートで間違いなく世界の中で最も進んだ音を作れるスタジオへと進化するはずです。世界の […]

マスタリング中です。 幾つかの作品を同時進行していますが、いやー、皆さんからの要求が高く感性を揺さぶられています。物凄く積極的な形で音作りを進めていくのですが、それはもう原音(ミキシングを終えた直後の音源)からは想像もしないような音作りをマスタリングで行っていきます。この手法自体が日本ではマイナーで、エンジニアの感性に全てを委ねて音を構築していくので、それはもう激しいなどという次元ではない変化を音 […]

納品から2年経過したスタインウェイ・グランドピアノのメンテナンスでした。音楽制作にピアノ関連、嬉しいことに多忙を極めています。 今回のスタインウェイ・グランドピアノはニューヨークのM型で、スタインウェイならではの初期症状がそろそろ落ち着きを見せる頃に差し掛かり、音色はそれはもうニューヨークやボストンで聴くことの出来る逸品へと成長を遂げてくれました。一生懸命にお子さんが練習されたピアノは、かなり音色 […]

納品から15年目のコンプリート・グランドピアノと、半年に一度の再会(定期調律)でした。 15年経過のピアノと言われれば、通常の概念としては少し古びて疲れたピアノという印象かもしれません。しかし私たちのご提供するピアノは、年々調子を上げ長い年月をかけて育て上げられた響板から、15年経過した今現在が最も美しく最高の音色が発せられています。この考え方は、長期的な尺度で物事を推移させるヨーロッパから学んだ […]

ポート契約を行ったドイツのSessiondeskより、次期導入のデスクについてスケッチが到着しました。デザイン担当であるラルスが、特別に考えてくれたワンオフ物であり、レコーディング・ミキシング・マスタリングスタジオ機能を、一箇所に纏めようという海外趣向のスタジオプランニングであるために、かなり苦戦しここまでたどり着きました。しかも現在構想中のルームに、5.1chのサラウンドシステムを組もうと考えて […]

春の小雨が降る素敵な午前中、マスタリングスタートです。 今日は修正が中心となりますが、非常に感性の部分を強く押し出したオーダーを頂いています。こうした様々なフィードバックから得られる音作りというのは、常に自らを成長させられると共に新たな視点というものを与えてもくれます。これまでに『これが自らのスタイル』と思い込んでいた部分を打破し、新たな価値観が芽生えることでより一層理想に近づいていくことも出来ま […]

午前中のマスタリングンは、多数のリファレンス音源(参考音源)が送られてきており、多くの楽曲を聴く機会に恵まれました。クライアントからの要求も様々ですが、画一的にレベルは非常に高く、求められるものも最高難易度のものばかりが揃っていましたが、自らを育てる絶好のチャンスでもありました。 音のレベルの高さは勿論ですが、クライアントからの発せられる要求の高さと共に、『これが出来るはず』というディレクションが […]

マスタリング

2018/03/19

国内のレコード会社からの仕事で、春の陽気の中マスタリング中です。 曲も非常にノリがよく、情熱溢れる歌詞に仕事も進みます。国内と海外でマスタリングの方法が異なるか?と聞かれれば、確かに全く異なる手法を用います。僕の手元に来る音源というのは、基本的には海外で制作される音を求められることが前提となっていますから、いつも作業している欧米でのOkayテイクとされる音を作ろうとすると、相当にEQで音作りを根本 […]

ピアノというのは成長します。今日数カ月ぶりに再会したスタインウェイ・グランドピアノは、まさしく素晴らしい成長を遂げていました。これはピアノが生きており、尚且生き生きと表現できる調整が行なわれてから故のもので、この概念を基に整音が施されていなければ不可能な成長仮定とも言えます。 『音が立ってくる』や『鳴ってくる』というような、一定の使用によるハンマーの硬化によりもたらされる音色の変化ではなく、明らか […]

SPL world

2018/03/19

なんともお茶目なSPLのマスタリング機材を模倣したミニチュアです。 これはSPLのFacebookページから流れてきたものですが(本国エンドーサーなので宣伝目的の写真は使用が自由です)、こういう遊び心と機材の美しさをアピールする感性はやはり素晴らしいと思います。しかもこの一連の機材の並びは、僕が自分のスタジオで導入しようと考えていたフルラインナップで、この並びにはグッと来ます(なんのことか分かりま […]

SPL Iron

2018/03/16

SPL本社と、次回の大型アップデートに向けて話し合いを続けています。 その中に、2年前にリリースされたIronというコンプレッサーの導入が決定しており、この機材の解説を少ししてみたいと思います。近年のコンプレッサーやEQの立ち位置というものは、以前行なわれていたような『補正』という概念から全く異なる方向性に動いています。コンプレッサーは『異なる世界観』を実現するための機材であり、EQは楽曲を積極的 […]

僕とドイツメーカーは本当に相性が良いようで、今回はセッションデスクというスタジオデスクを製造するメーカーから、本国サーポートを貰えることになりました。これでエンドースを含め、ドイツメーカー8社からのバックアップを受けるまでに成長しました。 当初日本メーカーからエンドースを貰いたく孤軍奮闘しましたが、どうにも取ることが出来ずに暗礁に乗り上げたことがあります。悔しい経験でしたが、今となっては駆け出しだ […]

3月11日の投稿で、世界における最新のスタジオ環境と課題について述べてみました。 それでは、これら要素を背景に、何を行っていくかが重要となります。目標物のないところに対して、異議を唱えるわけには行きませんし、それに大きく発展性がなくては面白くもありません。今のところの目算として、世界最先端のスタジオを日本に設置することを目先の目標としています。日本が大きく遅れを取っていることは、誰に目にも明らかな […]

世界の最先端を行くスタジオ事情と言っても、どれほどの規模で考えれば良いのかという疑問が生まれそうですが、この場では最大級の規模で考えていきたいと思います。世界と言っても、実際のところは極一部の中でのワールドワイドというケースも多いので、今回はアビーロードからスターリング、メトロポリスまでを含めて考えてみたいと思います。今名前の出た3つのスタジオは、特に日本で名前が出ることが多く、エンドースを受ける […]

昨年のアップデートで、大分形になりつつあったレコーディング・ミキシング・マスタリングスタジオの機材郡ですが、本格的に世界でもトップクラスを狙える立ち位置が射程に入ってきました。この春に行う最大級のアップデートでは、ドイツを中心とした日本未発表の機材が導入されると共に、メーカー側の配慮でプロトタイプが多数導入されます。これは正にエンドーサーならではの動きで、メーカーと直接、しかもCEOが共にプロモー […]

ピアノもスタジオ機材も、そして自らのミキシング・マスタリング、調律も全て進化し続けます。いや、深化と表現したほうが良いかもしれない考え方も存在します。それは、メーカーサイドによってもたらされる作る技術や新しい概念に対しての進化ではなく、数年単位で楽器や機材を育て上げることを前提とした進化です。特に良い素材を持ち合わせている楽器や機材は、その性能や放つ音色というものは想像を超えるような進化をとげるこ […]

クラシックピアノのマスタリングは、とても繊細な音のコントロールを必要とします。今やクラシックも音圧は相当に強くなり、ダイナミックレンジは狭くも迫力ある音源が求められています。特に本場ヨーロッパでの解釈はかなりアグレッシブで、完全にクラシック音楽の領域を超えてしまうほどの音作りを行っています。 これらの現状を考える時、クラシックだからと言って何時までも昔ながらの音を作っていては、世界の音楽市場から出 […]

今日は新たに建設される、プライベートホールの音のトータルコンサルティングで、軽井沢にお邪魔しています。設計プランから音場についてのお話し合いをさせて頂く中で、クレメンティスというギリシャ出身のロシアで活躍するCDを聴かせて頂きました。一聴きして、 『なんだこれは?』 という衝撃のサウンドで、ラモー作曲の演奏を繰り広げています。この21世紀に、全く新しい解釈をクラシック音楽にもたらしたという作品の1 […]

ここ最近考えが纏まってきました内容を、一気に書き上げてみました。 『日本では音の価値の再構築が必要』 結局のところ、様々な考え方や方向性は示されても、日本の音楽文化が欧米にどうやっても届かないこと、ならびに音の面でも全く異なる路線を走り、グローバルスタンダードとは逆行する作り方をする日本の音楽文化というものは、思考の根幹から変換する必要があるのではないかという文面です。 いくら努力しようと、感性の […]

今日はヤマハ・グランドピアノC3の弦の張替えでした。しかも低音弦のみの発注を頂いたので、若干のアイディアや工夫が必要であったり、それなりのコツも必要でしたが改心の仕事となりました。 幾つかの業務をこなしますが、自分の『音』という概念を根底とし、軸足はブレずにプロフェッショナルと自ら称せる業務は出向いています。よりスキルが高い人を知っている場合には、その道の権威に任せることで、プロデューサーとしてト […]

スタジオ機材・音響コンサルティングのページを追加しました。 これまで欧米で学んだこと、また現在様々な国からクライアントが音源を送付してきて、その音源ファイルをミキシングやマスタリングを施しOKテイクを取る、更にはドイツ・ポーランド・アメリカから本国エンドースメント契約7社を獲得してきた経験を背景に、文面を書いてみました。日本で講演を依頼され、大きな会場でお話させていただくことも増えましたが、中々核 […]

ここ数年ほど、自分のスキルが上がるに連れて、音をトータルでコンサルティングさせて頂く案件が増えてきました。 ピアノに始まったり、レコーディングでお付き合が始まったりと、初動は様々な出会いでお取引が始まるのですが、例えばその後ルームチューニングに繋がったり、アルバムを制作するためにプロデューサーとしての立ち位置でレコード会社に売り込んだりすることもあります。若しくは、スピーカーやスタジオ機材の手配や […]

本国で作られる音色について、コラムを書いてみました。 『欧米本国で作られる音色について考える。』 気付いていたようで、中々その定義を明確化するところまで行き着かず、時間ばかり流れていましたが、今回はうまく文面化できたかと思います。やはり本国で実際の音を聴いてきてから、その思いの丈を幕張メッセで話し、更にエンドースメントの契約の話を多方面からもらっていたりすると、内容もより躍動感が出たのではないかと […]