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ブログ・コラム

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マスタリング

MUTECの国際公式エンドーサーになってから半年が経過しました。随分と使いこなせるようになり、安定した運用を行っています。音の濃密性や纏まり感のようなものは、言うまでもない能力を持ち合わせていますが、プロの現場としてはそれ以上に所謂『聴き間違い』というミスを犯すことはほぼ皆無という状況になりました。 聴き間違いを簡単に説明するとすれば、 『こういう音で仕上がっているはず』 と思い込みが災いして、そ […]

若さというものは、何にも勝る強さだと再度感じています。 昨年から就職活動を含めインターンで入ってきた大学生が、素晴らしい成長を遂げています。既に彼は大学生でプロとしてのエンジニアリングを行ってきましたが、更に当スタジオで求められるプロデューサーとしての立ち位置でのスキルを、着々と構築しています。まだ本格的に社員としての活動はこれからだとしても、既に彼は新しいビジネスモデルを社内に築こうとしています […]

仕事始めの日となりましたが、この年末年始・お正月も当スタジオはお陰様で仕事続きです。 そんな中、仕事が趣味で趣味が仕事のアシスタントたちを含め、オンラインでお互いを繋ぎハードギアで行ったマスタリングをDoropboxに投函し、お互いに作った音に意見を出し合うという勉強会も行っていました。 『え?アシスタントさん達、自宅でしょ?ハードギアの機材はどうするの?』 というお声が聞こえてきそうですが、何と […]

Kii Audio が世界に向けて新世代のスピーカーをリリースした Kii Three、導入から1ヶ月近くが経過したことで、見えてくるものが沢山ありました。これまでに使用してきたスピーカーと言えば、GenelecやRCFそしてYamahaと、一応の王道と言えるものを使ってきましたが、どうにもしっくりと来るものがなく新しい音との出会いを探し求めていました。特に楽曲として複雑な作りをしていたり、裏メロ […]

世界のマスタリング業界におけるSPLの地位は、絶対的になったと言っても過言ではないでしょう。昨今発表される彼らの機材は、毎回世界を驚かせ歓喜に満ちた世界観を作り上げています。こうした流れを作り上げた彼らの機材は、世界中で導入が進み、マスタリング業界はMaselecやDangerous Musicを遥かに上回る導入実績を見せるようになっています。特にアメリカ勢が英語圏の機材からSPLに乗り換えている […]

ここ最近、欧米の若手エンジニアたちから『雇って欲しい』という連絡がひっきりなしにあります。ヨーロッパを主戦場としているので、やはりドイツから北欧にかけての若手が多いですが、今日はイタリアからアクセスが有りました。すぐにと言うわけではありませんが、こうした海外の若い人材というものを当スタジオで受け入れる計画というものがあります。 国内の状況についてこれまで様々に啓蒙を鳴らしてきましたが、これまで当社 […]

SPLのインターナショナル・エンドーサーとして活動をさせていただいてから、2年が経過しようとしています。その間には発売されたばかりのPQとCrescendoをインストールすることができ、双方に素晴らしい哲学と音を作り上げられる機材を入手できました。そしてここ数年考え続けて、またSPL社からも一昨年聞かされていた機材が続々と発表され、当スタジオも一気に導入の流れへと傾いています。 特にマスタリングコ […]

  明けましておめでとうございます。 今年も更に洗練された世界観をスタジオで構築していきたいと考えています。今年はスタジオ業務の拡大とともに、明日スタントを国内外から招聘する予定です。何度も国内外の若手エンジニアたちから雇って欲しいという打診を受けていましたが、如何にせよ体制を整える必要があり人を入れていくという考え方を持っていませんでした。 しかし一気にスタジオ業務が成長し、優秀な人材 […]

イギリス本社から直接取り寄せたNEVE8804のフロトパネルの交換です。 年末にかけてこうしたメンテンナンスも含めながらアップデートをしていますが、メーカーとの直接取引の多い当社としては見えるものが沢山あります。特にドイツ系のメーカーの躍進が激しく、イギリス勢は押され気味であると共に、アメリカに至っては何とか生き延びているというイメージです。 方やSPL社はマスタリング界の王者として君臨した貫禄を […]

今日で仕事納めという方々も多いかと思いますが、僕たちの仕事は年末年始大忙しということで、特に休みというものを設けていません。今日も一日マスタリングの業務を行い、スタジオ自体は年末という雰囲気は特にありません。それでも取引先からの連絡や、全体的な社会の動きを見ていると、やはり年末というものを感じる1日でした。 そんなことを思いながらこの1年間を振り返ると、アワード受賞や海外のワールドカップ公式曲を担 […]

FerrofishのA32 Danteの導入を進めています。随分と前からこの機材には目をつけていましたが、Danteが導入されることで一段と汎用性が増したことで、導入の運びとなりました。以前のデモで、音はRMEというよりはSPL MADISONに近い印象で、非常に奥深い音を作っているイメージを持ちます。特にRMEの場合、クラシックに用いられることを前提としていることから、多少行き過ぎたHi-Fiを […]

最も難しいマスタリングのジャンル一つとして、クラシックピアノがあります。現在担当させていただいているアーティストの作品で、昨今では珍しく年単位で制作を進めているものがありますが、何度かレコーディング音源を最終的な形で確認するべく、ミキシング・マスタリングまでを行いプレゼンテーションを行うという場がありました。 こういう場は『これありき』という音源で説得力を高めていくため、その音源そのものが全てを司 […]

到着してから2週間、使い込んでみてわかる魅力というものがあります。また、取り敢えずは音を聴きた衝動に駆られるので、様々なセッティングというものを試す余裕も当初は無いものです。このKii Threeの場合は、位相対策が完璧なためにスピーカー位置というものをそこまで気を使うことはないのですが、選択肢として多いのがどのソースで聴くか?という点です。コントローラーがDDコンバーターになっており、ここからは […]

メーカーからサポートを受けて、国際的に活動することは、アーティストやプロデューサーにとっては何にも勝る名誉なことです。 昨日の夜に、マーティン・メレニーという、ポール・マッカートニーが所属していたウィングスのミキシングを担当するエンジニアから連絡があり、「SPLやelysiaのエンドース契約はどうやって取ったのか?」というメッセージが入りました。キャリアからすれば、マーティンは相当な地位の人だと思 […]

今回で7社目のエンドース契約となった、ポーランドのBettermakerです。CEOのMarekとは、そもそも日本の代理店として契約するという話になっていたのですが、自分の活動をFacebook上で見てもらっているうちに、結局エンドースという形で契約することとなりました。右側のUSBケーブルと接続されている機材がBettermakerのリリースするコンプレッサーで、なんとハードギアをDAW上でプラ […]

ルームチューニングのページを作成してみました。 ルームチューニング ミキシング・マスタリングスタジオを運営していくにあたり、アビーロード・スタジオをコンサルティングしている、ロンドンのTom Lewisにトレーニングしてもらい、ルームチューニングを自らで行ったのが始まりでした。 やはり音のことについて、欧米は本場と言えるような機材が多く、この折に使用したボードも国内のものとは雲嶺の差と言えるほどの […]

素晴らしいレコーディングになりました。 かなり実験的な音作りを行いながら進行させ、非常に意義深い音作りを行えています。元々収録していたピアノ音源に合わせ、クラシック歌手の演奏をオーバーダビングしています。クラシックでは通常行わない手法ですが、求める音そのものが相当に緻密かつ強いものであったために、僕が提案したものです。 歌手とも話していたことなのですが、昨今のヨーロッパ市場におけるクラシック音楽界 […]

アメリカのピアノ関連の友人たちに誘われ、ピアノテクニシャンのマスタークラスを受けるように勧められているのですが、その勉強における一部に以上のような動画が紹介されていました。触り程度のものですが、非常にロジカルに説明されており、これはバークリーやハーバード・ビジネス・スクールでも経験することなのですが、物事を図解し論理立てるのが非常に上手な文化であることを改めて感じることが出来ます。こうした背景は、 […]

レコーディング終了しました。途中は、192kHzのレコーディングも行なわれ、通常ならばコンピューターが止まってしまうほどのハイレゾレコーディングでした。難なくこの仕事をこなせるのは、32Gのメモリーを積んでいるPCのお陰もありますが、何と言っても強力なのはメインDAWであるSEQUOIAの役割が大きいと言えるでしょう。よくぞここまでと言えるほどの重いデータを、軽々と扱えるSEQUOIAの完成度とい […]

お陰様で、非常に多忙です。 今日はスタインウェイピアノの修理で、1920年台のグランドピアノB型を直しに伺いました。この年代のスタインウェイピアノというのは、ダンパー部分に調整ネジがなく、異音がしたり動きが悪くなったり、更には角度を調整したい折には、ニカワで止めてあるフレンジをカッターなどで割れ目を入れ、フレンジを外し後ほどそのフレンジをネジで止めるように加工を施す必要があります。かなり厄介なので […]

マスタリング・ミキシングのページにて、お支払いをオンライン決済できるシステムを構築中です。現在サイトに注意書きがありますように、全ての環境に対応しきれていない状況です。近日中に全ての環境にて、決済を可能としますのでもう少しお待ち頂ければと存じます。 ショッピングカートは、オンラインショップとしては当然の機能ですが、マスタリング・ミキシングをオンラインでお支払いまでを可能としたシステムは、恐らくは国 […]

今日は昨年から制作の進んでいる、オペラ曲集のレコーディングでした。物凄く楽しいひと時で、最高に緊張感あふれるレコーディングの中、素晴らしいテイクが出たときにはこれ以上の喜びはないと感じます。 制作を着手する折に、関係者とは先ず国内にないレベルまですべての面で圧倒的と言えるほどのレベルまで引き上げること、そして僕が得意としている世界市場でも圧倒的なアドバンテージを取れるレベルの音源を作り上げることを […]

  Sennheiser MKH8020を投入しました。スモールダイアフラムのマイクというのは多数出ていますが、今まで経験したどのマイクよりもリアルに録れる印象です。同じグループ会社のNeumann KM183, 184というマイクは所有歴がありましたが、どうにも我々の求めるハイレゾであったり、リアルという世界観とは遠い価値観にあると思え、その後DPAになり、更にはSchoeps 64に […]

今日のマスタリングは、パキスタンからの受注でした。本当に様々な国からの受注を行いますが、アジア諸国からの問い合わせというものは基本的に増加傾向にあります。 先日の問い合わせで印象深かったのはイラクからのもので、湾岸戦争後にスタジオを構えたという青年からの一報でした。激戦の後で、彼らにはVISAカードなど外貨を支払う機能を持ち合わせていないとのことで、彼らでミキシング・マスタリングした音源に対して、 […]

Kii Control

2018/12/11

  Kii Threeを使い始めてから1週間が過ぎようとしています。 聴けば聴くほどに、このスピーカーの素晴らしさを知るとともに、正に世界最先端といえるソリューションを備えた機材であることを思い知ります。Kii Threeに付帯するこのコントローラー自体は、単なるボリュームやソースをチョイスできるだけでなく、DDコンバーターとして機能することで、直接スピーカーにデジタル音源を送信できます […]

  遂にKii Audioからリリースされている、Kii Threeをコントローラーと共に導入できました。昨年クリスCEOのベルギッシュ・グラハートバッハの別荘で、彼から直々にこのスピーカーを聴かせてもらい、一発で導入を決めたという機材です。ありとあらゆる最先端技術を投入し、6つのツイーターから発せられる音は、恐らく現在出回っているスピーカーの中で最も先進の哲学を持ち、尚且音楽性において […]

昨日は、かながわアートホールにてピアノのレコーディングでした。約1年間にわたり、様々なセッティングを試行錯誤しながら探し、クライアント様と納得のサウンドを探し当て本格的に作品へ集中できる所まで来たかと思います。マイクやマイクプリアンプ、ADコンバーター、ワードクロック、ありとあらゆる条件をクライアント様と考え、様々な厚み有るフィードバックを構築することで、やっと理想の音を現実のものに出来たという充 […]

1週間ほど前になりますが、King of Compressorと称される elysia – alpha compressorが到着しました。 様々にお伝えしたいことはありますが、第一に挙げられることとしては何と言ってもその芸術性溢れる音色と外観かと思います。この機材における根底をなす哲学は、何と言っても美と言えるでしょう。世界で最も美しい音を放ち、そしてその美しき音をエンジニアが創り上 […]

最近大幅なアップデートを繰り返してきましたが、やっとマスタリングにおける一連の流れが完成しつつあります。完成とはいっても、常にアップデートを繰り返すことは間違いないのですが、ベースラインとなる機材の選定というものは非常に重要です。そういう意味では、先ずは初歩段階の完成を見たと申し上げたほうが宜しいかもしれません。 その初歩段階の機材として選びぬいたのが、今回導入のBettermakerとSPLのP […]

ドイツのクライアント、Die Denkazが今回は映画の楽曲を担当しています。メジャーレコード会社との契約で、随分と彼らの活動というものが大きくなったように思えます。今年はワールドカップの公式曲を担当したりと、彼らにとっても大躍進を遂げた当たり年であったのではないでしょうか。ミキシングやマスタリングという仕事を通して、彼らの活躍を支えられるのは、何よりもの喜びです。