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マスタリング・豆知識-アーティストピアノサービス

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マスタリング・豆知識

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マスタリング

マスタリングの豆知識についてご紹介いたします。



マスタリングの概念

マスタリングの概念というものは、余り明確に示されていないように思えます。
中々表立っている作業内容でもなく、また2ミックスを明確に変化を与えるようなことは避けられていたかもしれません。
しかし近年欧米、特にヨーロッパを中心とした国で革新的な音が出始め、 積極的にマスタリングで楽曲に影響を与えるような手法が用いられています。


日本のマスタリング

特に日本におけるマスタリングは、歴史的に欧米で行われてきているマスタリングを見よう見真似で行ってきた感があり、 それが理論性を欠いていることからマスタリングそのものに進化というものも見受けられない状況が続いています。
それ故に、独特の精神的なリミッターのようなものが設けられており、 良い意味での冒険というものも控えられているように見受けられます。


世界のマスタリング

それとは対象的なのが、世界最先端のマスタリングです。
積極的に楽曲へ介入し、その介入こそがより高い芸術性を生み出すという考え方を基盤としているため、 アグレッシブにEQやコンプレッサーのヘッドルームを用います。
なので、各機材の発する音を根幹から用い、濃厚な音作りを可能としています。


日本の音楽産業に必要なもの

今後日本の音楽産業は、確実にグローバル化する必要性があるわけでして、 そのグローバル化の波は音の面でも同じでしょう。
これまで世界とは全く違うベクトルで成長してきた国内の音楽産業も、 オンラインで繋がれた地球は極端に狭くなったことで、 確実に世界からの影響というものをダイレクトに受けるようになります。
また、国内消費だけでは産業を支えきれなく、より大きなマーケットを目指す折には、 確実にグローバル・スタンダードへ準拠させていく必要があるでしょう。
その折には、間違いなく世界で通じるマスタリングも含めた音作りが求められるようになり、 より高い芸術性を体現できた音楽だけが残るようになっていくと思われます。


日本の音楽の未来

これらの情勢を総合的に考えると、今後求められる新世代のマスタリングを体感すること、 加えて技術を身に着けていくことは非常に有用といえるでしょう。
中々国内にはそうした音作りを行う人も設備もありませんが、必ず新しい時代はやってきます。
それに向けての準備というものを、早急に進めていくことで、 これまでのマスタリングの世界観とはまた違う景色を垣間見ることもできるかと思います。
それと共に、今現在行われているマスタリングレベルの底上げになることも間違いありません。
より高い目標というものは、必ず花開くもと思われます。


ワードクロックについての豆知識

ワードクロックの豆知識についてご紹介いたします。



ワードクロックとは

レコーディングやミキシング・マスタリング時に、ワードクロックという機材を繋ぎ、 時間軸を一定に保つと驚くほどに音が綺麗になります。 この聞き慣れないワードクロックという機材は、様々な手法を用いて時間軸を一定に保つよう設計されています。 時間軸を一定にするという事自体、中々理解の難しい事柄かもしれませんが、 例えばオーディオインターフェイスとPCのみを繋いだ場合、 この時にはオーディオインターフェイスのインターナル(内部)のクロックを用いています。 アナログからデジタル(AD)、若しくはデジタルからアナログ(DA)を行うコンバーターを有している場合、 殆の機材はクロックを内蔵しています。なので、幾つかのAD/DAコンバーター、 更にはデジタル内でもMADIからADATというような形でコンバートを行う場合には、 同じくクロックが内蔵されていますので、そうした各クロックを一元化し管理するために同期を取ります。 これは必ず必要とされるもので、同期の取れていない状況でのレコーディングやマスタリングは基本的に不可能です。 この同期の折にインターナル(内部)のクロックではなく、 外部クロックとして使用されるのが先程ご説明したワードクロックの存在になります。


ワードクロックの仕組みと効果

時間軸を一定にするための心臓部は、メーカーごとに考え方が異なり、 ルビジウムを核として時間軸を整えるものから、人工衛星の電波を利用するものなど様々です。 それぞれにメーカーが発表している時間軸に関する考え方としては、1億年に1秒の誤差が出る程度など、 日頃の生活とはかけ離れた精度を持つものが製品化されています。 実際の音への効果としては、想像を超えるほどの精度で音を整えてきますので、 時間軸がブレているというだけで、これほどに音質が下げられてしまうという事実を知ると共に、 響きの多いホールレコーディングなどでは、多くの位相の発生を収録していくので、 レコーディング機材内で位相の発生を限りなく0に近づけることで、 纏まりのあるよく整理された一塊の音の収録を可能とします。 さらにはマスタリングでも勿論強力なツールとなり、ロックやポップスにおいても低音の締り、 中高音の透明感というものを全く別次元で表現することが可能になります。 時間軸を整えるだけでは非常に高額な機材に感じられますが、 実際のところその音を聴くと驚くほどの違いが発生しあらゆる場での利用を考えるようになります。 当スタジオの場合は、ドイツ本国のMUTEC社からの提案で導入となりましたが、 当初はどこまでの効果があるのか分かりかねましたが、実際にセッティングしスタジオで仕様した結果、 マスタリングのみではなくホールレコーディングやライブレコーディングにも使用するほどに、 その効果というものを実感しています。