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スタンウェイピアノ・豆知識-アーティストピアノサービス

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スタンウェイピアノ・豆知識

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スタンウェイピアノ

スタンウェイピアノの豆知識についてご紹介いたします。



スタンウェイピアノの特徴

スタインウェイピアノは、1853年に創業した世界的なメーカーです。
2019年現在、創業以来60万台近いピアノが製造されていますが、 スタインウェイを好む方々の間では製造年数を特に考慮されるケースが多々見受けられます。
それはスタインウェイ社が何度にも渡り音の方向性を変えてきており、 内部のパーツなども全く別物であるケースがあるからです。
特にスタインウェイでレコーディングをするために、 ホールを様々に検討する場合そのホールに置かれているピアノの年代・状態というものを重視し選定することは多々あります。
時には拘りのスタインウェイピアノを求めて、東京から山梨県や岐阜県まで遠征してレコーディングすることもあり、 そこまでして自らの求めるスタインウェイの音色を追求することもあります。


スタンウェイピアノの変遷

『そこまで同じスタインウェイでありながら、音が違うのか?』 というご質問を頂戴しそうですが、例えば当スタジオで使用しております1971年のB型と2005年のM型では、 全く別物と言っても過言ではない音色とタッチを有しています。
1971年にスタインウェイ社は放送局のCBS社に買収されますが、企業買収前のスタインウェイは、 非常に細く鋭い倍音形成を重視してきており、タッチも同時に弦を直接指で触るような鋭敏な感覚を弾き手に与えます。
ピアノ全体のイメージとしては、非常に繊細であると共に、弾き手によって音色が顕著に変化する特性も持っており、 一概にスタインウェイという楽器を対象に説明を行ったとしてもこれだけの幅があります。
同じくスタインウェイのピアノを購入される方々の間でも、年代別にピアノを選定されることは多々あります。
安定度や安心感というものを重視する場合には、新品や年代の浅い中古を探される方々がいらっしゃいますが、 スタインウェイ往年の音色を求められる方にとっては 、先のような音色の違いから1960年台~1980年代中盤までの中でピアノを探されることもあります。


なぜスタンウェイピアノはこのような変化を続けたのか

このスタインウェイの変化というものは、製造される良質の木が採取できないですとか、 設計による変化であるなどの意見も聞かれますが、何と言ってもスタインウェイ社が企業買収の対象となり、 何度も投資ファンドの傘下になったことが大きな原因ではないかと考えられます。
どうしても長年に渡り企業哲学というものを維持しようとした時には、 一本化された資本のもと長年に渡り考え方を共有していく必要があることは、 これまでの歴史から十分に議論されつくされた運営方法ですが、 それが買収のたびに失われて行ったのかもしれないと考えさせられます。