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レコーディング・マスタリングにおけデジタルフォーマット・豆知識-アーティストピアノサービス

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レコーディング・マスタリングにおけデジタルフォーマット・豆知識

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レコーディング・マスタリングにおけデジタルフォーマット

レコーディング・マスタリングにおけデジタルフォーマットの豆知識についてご紹介いたします。



デジタルフォーマットの重要性

大型ホールでのレコーディングから、スタジオでのレコーディング、 またマスタリングなどにおいて意外と必要とされる知識が、 音源を伝送するための各デジタルフォーマットによるやり取りです。
例えば、大型のホールレコーディングやライブレコーディングでは、 実際に音を発生させるステージにマイクをセットし、 そこからADコンバーターを通しMADIによって楽屋などに設置された簡易スタジオまで、 光ケーブル一本で送信します。
更にはバックアップやライブ配信、更には中継車への橋渡しということも行われ、 ここではコンバーター機能を持った機材を介して、MADIからAES、ADAT、SPDIFなどのデジタル回線から、 普通にアナログ音源として2Mixを送り出すこともあります。
かなり複雑な回線を組む必要があるのは確かで、各デジタル機材に対しての深い理解が必要になります。
特にクロックにおける知識は非常に重要で、ワードクロックなど外部の機材を用いてクロックを一元化し、 基準を明確にする必要はあるでしょう。
ごくたまに、MADIやADATなどで同期の取れていないままレコーディングをはじめ、初期動作はよかったにせよ、 レコーディング中盤になりノイズが乗ったり、或いは急に音が出なくなり驚いたといった話を聞いたことがあります。
ホールレコーディングでもそのワンテイクは重要ですが、失敗が全く許されないライブレコーディングにおいては、 こうしたクロックでのトラブルというものは絶対に避けなければならない一例と言えるでしょう。


デジタルフォーマットの奥深さ

また、マスタリングにおいても、近年の機材は目覚ましい進化を遂げており 、ハイサンプリングレートの音源をUSBから取得しDAするという機材が増えています。
特にマスタリングの場合は、ADコンバーターとDAコンバーターを分けて使用することもあり、 そうした場合に様々な制限を知っておく必要が出てきます。
例えば、MADIであれば384kHzまでの伝送を可能としていますが、AES、SPDIなどは基本的には192kHzまで、 ADATに至っては192kHzまで対応の機材もありますが、基本的には96kHzまでが正式なフォーマットとなります。
昨今のハイサンプリングレートを求められるマスタリングに置いて、 様々に機材を繋いでいく折には非常に重要な知識となります。
例えばDACに関してはUSB、そこからアナログ機材を通りADに関してはPCIeカードのMADIを使用しPCに戻され、 更にはモニターへはAESでデジタル伝送するなどの手段が用いられます。
USBとMADIは384kHzでマスタリングを可能としますが、AESが介在することで192kHzまでが限界値となります。
この場合、モニター環境をデジタルではなくアナログに変更することで、 384kHzのマスタリングを可能とするなど、様々なアイディアを用いながらルーティングを考えていく必要も出てきます。
思いもよらないところで互換性を発見できたりと、意外と面白い世界観を持ち合わせているのが、 このデジタルフォーマットです。