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ピアノ整音・豆知識-アーティストピアノサービス

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ピアノ整音・豆知識

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ピアノ整音の豆知識

ピアノ整音の豆知識についてご紹介いたします。



ピアノの整音工程について

ピアノの整音はブラックボックスのようにベールに隠されていますが、実際のところは非常に分かりやすい内容で作業されます。 整音はその殆をハンマーの硬さにより調整し、ピアノの音色を作り上げていきます。 ハンマーを固くする硬化剤塗布、ハンマーを柔らかくするためのニードリング(針刺し)、 そしてハンマーを整形するファイリング(ヤスリがけ)に分けられています。 これら3つの工程は、それぞれがピアノの状態により順番や手法を入れ替えながら行われます。 特に新品の折のハンマーを扱う際には、ハンマーの状態がメーカーで行われた製造工程そのままの状態であることから、 一番最初に行われる作業としてバームクーヘン状になっているハンマーの表面を一回ヤスリで削り、 本来ピアノが発音するに正しい層のフェルトを呼び出します。またこの折硬化剤については、 既にメーカー側で塗布してきているケースが多いため、先ずはハンマーをヤスリで削り整形した後に音を確かめ、 その後ニードリングを先の施すのか、或いは硬化剤塗布を優先するかなどを考慮します。 ハンマーはある程度の硬さがなければそもそもの音作りは不可能であり、 その基準となる硬さを確保するための硬化剤とも言えます。


様々な整音の手法がある

また、これとは考え方が異なるのが、消耗したハンマーを再度真新しい音へと生まれ変わらせる際の整音です。 ピアノのハンマーは、ある一定の演奏後には必ず消耗します。 その期間は、使用頻度によって大きく左右します。 コンサートピアニストが使用した際には2年間かもしれませんし、お子さんが大切に弾いておられた場合には10年かもしれません。 しかし、羊毛でできているハンマーは、その消耗の具合こそ違えど、必ずファイリングを必要とする時期が来ます。 羊毛に弦が食い込んだ跡がクッキリと残ったり、或いは横からハンマーを見た際に理想の形とされる水滴状ではなく、 ヘッド部分が潰れてしまうこともよくあることです。これらを是正する形でハンマーにファイリングを施し、 弦の跡を綺麗に取り去り、尚且形をきれいに整える作業を施します。 通常よく弾かれているピアノは、このファイリングを行った後音色がかなり硬質になるケースが殆です。 それは日頃の演奏により、ハンマーは激しく弦に叩きつけられ固くなってゆきます。 固くなったハンマーからは、固くなった音が発せられ、更にはハンマをー整形することでより硬い箇所が露出してくるからです。 そうした固くなった音を整え、美しく音をピアノが発せられるように、ハンマーへニードリングの作業を施し整えていきます。 これら一連の作業は、メーカーのマニュアルにも言及されており、それぞれの個性あるメーカーが手法を開示しています。