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ピアノ・ボーカル・ギター・ヴァイオリンを中心とした音楽スタジオ/ホール・スタジオでのレコーディング|アーティストピアノサービス株式会社

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最先端の哲学を持つテクニックでクラシック、オーケストラ、ピアノ、バイオリン(ストリングス)、ギター、ボーカル、ドラムまで対応


ピアノレコーディング


当方のレコーディングは、欧米から数多くの業務を受注することで、これまで国内には存在しなかった新たなる哲学を持ち合わせています。(ライブ・コンサートのレコーディングはこちらのページへ。その根幹は、本国公式エンドーサーとして、ドイツ、ポーランドを中心に、世界の最先端を行く音色づくりのノウハウを、最先端メーカーと開発・共有することで、世界における音色のトレンド作りにも貢献しています。

レコーディング機材メーカー
ヨーロッパの一流スタジオ機材メーカーと、本国公式エンドサーの契約を持つ。こうした実績とノウハウは、国内では初と言える斬新な活動により構築されている。


例えば内部電圧を120vにまで引き上げ、150dBの音圧にも耐え得るドイツSPL社のマイクプリアンプは、単に数字上の優れた特性のみでなく、その壮大でゆとりあるヘッドルームからは、信じ難いほどのクリーンサウンドを生み出します。またEarthworks PM40、Brauner、Sonyハイレゾマイクなどを駆使し、現在国内で用いられているレコーディング技術よりも3世代以上新しい、リアリティと芸術性を存分に含んだ音色づくりを可能としています。
ホールレコーディングから、当スタジオでのレコーディング、また単一楽器でのオーバーダビングまで、様々なフィールドに対応し、アコースティック楽器を如何に美しく収録するかを主たるコンセプトを置くことで、DAW、AD/DAコンバーター、マイクプリアンプ、コンソールを厳選し、最上質なレコーディングに臨んでいます。最も難しいと言われるピアノレコーディングを得意とし、大ホールでのナチュラルなサウンドでの収録でもNEVEの小型コンソールを持参するなど、その拘りと音色への情熱、そして世界で最も進んだ情報と技術を存分に注ぎ込みクライアント様のご要望にお答えしてまいります。

それに加え最もレコーディングのクォリティに影響を与える担当プロデューサー・レコーディングエンジニアは、音楽制作の本場であるバークリー音楽大学で学び、映画スターウォーズのマイキングからポール・マッカートニーのマスタリング方法までを、学術的な観点から海外で深く掘下げ学んだ真のスペシャリストです。
これまでに参加したプロジェクトは、ユンディ・リ、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなどのクラシックアーティストから、ビリー・ジョエル、エリック・クラプトンなどのロックアーティストまで多岐にわたり多くの実績を有しています。

レコーディング後のミキシング・マスタリング作業においても、その全てを最高峰のアナログ機材を使用し、奥深く濃厚なテイスト感溢れるサウンドをクリエイトしております。ご趣味の方からレコード会社、制作会社まで幅広くご対応しております。



 ホールレコーディング
 フィールドレコーディング 1日あたり 8時間まで  100.000円
 NEVEミキサー持ち込み 1日あたり  30.000円
 マイク持ち込み 4本まで  30.000円
 マイク持ち込み 8本まで / 8本以上はご相談下さい。  60.000円
 ハイレゾレコーディング PCM192kHz DSD5.6Mhz  30.000円
 延長時間 1時間につき  5.000円
 MUTECワードクロックを使用しての同時レコーディング 20.000円
 交通費、宿泊費などの必要経費は別途となります。  


 スタジオレコーディング
 スタジオ使用料 1時間あたり  10.000円
 レコーディング 1曲(2ブースまで)  30.000円
 ミキシング24トラックまで  30.000円
 マスタリング5分以内  15.000円
 ピアノ使用料 1時間あたり  5.000円
 延長時間 1時間につき  5.000円
 スタジオレコーディングのページへ⇒Website  


 ライブレコーディング
 1時間あたり  30.000円~
ライブレコーディング専用サイト⇒Website  


 プロジェクト(1曲単位、またはCD制作のトータルプロデュースなど)
アルバムのトータル・プロデュース、レコーディング作品をミキシング・マスタリングなどを施し、完成版として納品。  800.000円~
1曲単位のトータル・プロデュース  100.000円
サウンドプロデュース  80.000円
音源における企画立案からのトータル・プロデュース 1.000.000円
海外マーケティング・配信におけるトータル・プロデュース  お問い合わせ
海外レコーディングにおけるトータル・プロデュース  お問い合わせ

トータル・プロデュースとは人員・機材・場所・必要物の確保、また音質・音像・音質調整など、レコーディングに必要とされるほぼ全ての要素を、トータルでサポートし最高品質の音楽作品を共に作り上げます。


価格は税別価格となります。




ケーススタディ・ホールレコーディング ピアノソロ編




ピアノ/ホールレコーディング

機材スペックシート

マイク / Earthworks PM40 / Peluso P87 / Neumann USM69 i

マイクプリアンプ / GORDON / IGS AUDIO Red Stripe tube 

コンソール / NEVE8816 with NEVE8804

AD/DAコンバーター / SPL MADISON

PCIe / MARIAN AUIDO Seraph M2

DAW / SEQUOIA 14

レコーダー / TASCAM DA3000



ケーススタディから導く、レコーディングにおける考え方詳細なレポートページへ

このプロジェクトでは収容数800人級のホールで、スタインウェイピアノの冷たいまでに鋭い倍音を最も美しくレコーディングすることを至上命題として実施されました。先ず使用ホールとアンビエンスマイク、Neumann USM69はクライアントより指定された仕様となり、その他をどうアレンジするかが当社側の技量となりました。響きの器であるホールとアンビエンスのマイクを指定されることで、共鳴音の残量感と音質は想像に難しくなく、その他のピアノが発するアタック音を如何に美しく収録するかに先ずは着目しました。

Earthworks PM40と、GORDONのマイクプリアンプのセットにより、ハイレゾリューションでのレコーディングを存分に活かし切り、スタインウェイピアノならではの、鋭く伸びる倍音を的確に捉え、尚且つハンマーが弦に接触する折のアタック音を克明に捕らえることができます。またゲインを強めに設定することで、音圧感を確保しつつNEVEのコンソールを用いることで、立体感を保ちながら音量を自在にコントロールできるよう設定しました。

Peluso P87は、新興メーカーであり、旧モデルのNeumann U87にインスパイアされたクローンという立ち位置でP87をリリースしています。今回Neumannオリジナルではなく、Pelusoを選択した理由としては、Neumann社が各モデルを設計してから長い年月が過ぎ、マイクプリアンプやAD/DAコンバーターが劇的な進化を遂げる中、設計思想の古さという意味では若干の出遅れ感は否めないものが有ります。そこへPelusoは、旧モデルを参考にしつつも、更に現代の環境に即した音作りを行っている故、今回の採用となりました。

更にPeluso P87とIGS AUDIOのマイクプリアンプを同時採用することで、真空管が持つハイゲインでワームなサウンドメイキングを可能とするとともに、接近用のマイクとして用いているEarthworks PM40が放つ、近代の最たる姿とは対象的なサウンドを演出し、今回の「冷たいまでに鋭いスタインウェイの倍音を克明に記録する」に加え、Hi-Fiな中にも音の本質を失わない、「美しさ」を演出する思想を織り交ぜました。

一方Neumann USM69は、Neumann伝統の音で中低域に膨よかさを持ちつつも、真空管を用いた大型ダイアフラムらしいカッチリとした持ち味のサウンドを放ち、正に黄金のNeumannサウンドで、残響が多めのホールで意図も簡単にスタインウェイ伝統のクリスタルトーンを捕らえます。

?これらマイクやマイクプリアンプから放れる強烈な個性と思想を受け止めるのは、NEVE8816+8804のコンソール。様々にあるレコーディングの現場では、必ずと言って良いほど、マイクプリアンプとAD/DAコンバーターの間にコンソールを噛ませています。それはボリュームコントロールが容易になる、若しくはHi Gainに設定したとしても、その後のミキサー卓でコントロールが効くなど、機能上の優位点で使用するのではなく、コンソールから放たれる輝きと奥行きは、決してデジタル信号では得ることが出来ないという思想から使用しています。SSLでのレコーディングも検討しましたが、この後に待ち構えているSPL MADISONの36vテクノロジーを用いる奥深くもスーパークリーンなAD/DAコンバーターと、384kHzをキャプチャーするMARIAN AUDIO Seraph M2 PCIe Cardの流れを汲むと、Hi-Fiサウンドからハイブーストな(高音を強調する)音へ変貌すると判断し、立体感有るNEVEを選択しました。

加えて、NEVE8816からはTASCAM-DA3000へ2MIXの信号が送られ、上記のように拘りに拘った6chのシグナルチェインをDSDレコーダーで記録しています。これはバックアップに使用ということではなく、アーティストが後日最高音質で確認するための音源として記録されています。



ケーススタディ・アリーナでのライブレコーディング

ライブレコーディング・シグナルフロー


ケーススタディから導く、レコーディングにおける考え方
上記はアリーナで行われたライブレコーディングのシグナルフローです。PA卓からはDanteで音源を受けると同時に、48ch分のスプリッターを用意し、その背後にはマイクプリアンプが控えています。ライブ用途ではオーバースキルとも言うべきマイクプリアンプ群ですが、その効果はクライアントたちからも直ぐに感じていただくことが出来、拘りの最新鋭の機材が生み出すノーブルな音で納品を可能としました。
またDanteとMADIのシステムを共存させ、MUTECのワードクロックで48kHz 24Bitをロックし、位相を最小限に抑える努力も、録りの状態から入念に行いました。
ライブレコーディングのページはこちらより⇒Webpage

特にSPLのCrescendoが持ち合わせる120vテクノロジーを併用させたマイクプリアンプは素晴らしく、150dBのダイナミックレンジが織り成す余裕のヘッドルームは、ボーカルとピアノ、ベース、そしてドラムのスネアとキックに用いました。あまりの音像の大きさと明瞭度ゆえに、ミキシングのことも考えると補強したマイク類はあまり楽器類に近寄らせないか、若しくはGainをある程度下げた状態で使用しました。
マイクはピアノにEarthworks PM40、スネア・ベースにSennheisr MKH8040、キックにBrauner Phanthera、アンビエンスにSony C100とSennheiser8020ハイレゾ仕様を用いています。48kHzで収録を行う場合でも、入口の部分がハイレゾであることで、非常に高密度かつハイクォリティなサウンドをキャプチャーできると共に、その存在感というものは圧縮されていくファイルにも必ず残ります。ライブは取り敢えずの機材をつなぎ合わせることではなく、やはりスタジオレコーディング・ホールレコーディングからのノウハウを用いることで、これまでには聴くことの出来なかった純度の高い、尚且奥深いレコーディングを可能とします。
加えてライブにおける同時配信、クライアント様が自ら録られるProToolsなどへの2mixアウトも準備しており、あらゆるリソースに対してのソリューションを準備しています。
64ch同時配信のことを考え、PCIeカードを用いたタワー型PCにDAWはSEQUOIAをチョイス。圧倒的な安定感を誇ると共に、64GBのメモリーを積んだPCは多くのプラグインを用いても快適に動作します。また、最終的にはelysiaのXfilterとBettermakerP502を用いて、マスタリングまでを行いストリーミングへと音源が流れていくシステムを構築しました。
最終的にアナログまで用いた音源は、多くの手間を必要としますが、デジタルドメインのみでは決して得ることの出来ない美しさを持ち合わせています。
レコーディングとストリーミンゴを行う過酷な環境下であっても、圧倒的な信頼を置けるデジタルシステム構築と、拘りのアナログ機材を併用することで、今まで行われてきたライブレコーディングとは、ひと味もふた味も異なる音の世界観を醸し出します。



ケーススタディ・スタジオレコーディング オペラ編(ボーカル・ピアノ編成)


スタイジオ・レコーディング

スタジオ・ボーカル/ピアノレコーディング

機材スペックシート

ピアノマイク / Earthworks PM40 / Schopes CMC64 / Telefunken AR70
ボーカルマイク / Peluso P87 Stereo

ピアノマイクプリアンプ / GORDON / SPL Gain Station 
ボーカルマイクプリアンプ / IGS AUDIO Red Strip tube

コンソール / SSL XL-DESK

AD/DAコンバーター / DAD AX32

PCIe / MARIAN AUIDO Seraph M2

DAW / SEQUOIA 14

?レコーダー / TASCAM DA3000

?

ケーススタディから導く、レコーディングにおける考え方

今回は、CDを含む音源の制作に課された音質は、最も具体的な形で事前に示されていました。ずばり、グラモフォンレコードの「このCDを超えよ」という、クライアントからの要望を受けてのプランニングとなりました。昨今のクラシック音楽では、コンプレッサーやEQが使用されることは勿論、オーバーダビングが行われることも頻繁です。これら要素を全て考慮した上で、384kHzでのハイレゾリューション・レコーディングとともに、音源を極限の透明感へ導くためにスタジオ・レコーディングを選択し、ワームサウンドを極力排除しました。何処までもクリーンに、しかしそれは作為の極地であったとしても、結果的にはナチュラルに聴こえなければならないという、クラシック音楽ならではの至上命題もクリアしなければなりません。この相反する要素を様々に組み合わせ、一点の頂点を目指すこととなりました。

接近用マイクは、現在考えられる中で最も進んでいると思われる、Earthworks PM40。現在のところ、ニアフィールドのピアノレコーディングで、これ以上のソリューションは見つかっていません。Hi-Fiサウンドの代名詞とも言うべき存在です。また、今回はSCHOPES CMC64をミドルに据え、尚且つSPL社のGain Stationをソリッドステートと真空管を混ぜ合わせマイクサウンドをキャプチャーしました。CMC64は、大きなダイアフラムと同等のダイナミックレンジを捕らえることが出来ると同時に、ペンシル型らしくシャープで立ち上がりの早いサウンドも特徴的です。尚且つ、Hi-Fiであるとともに非常に音色作りの上手い、SPL社のマイクプリアンプを使用するというセットで、ミドルとアンビエンスだけでも十分に商業レコーディングとして恥ずかしくないサウンドを捕らえることが出来ました。

既にミドルとアンビエンスの段階で完成形を見たピアノサウンドは、Earthworks PM40を追加することでピアノサウンドの輪郭と立体感を克明に映し出し、リアリティと芸術性に富んだ音色を作り出すことに成功しました。

これに加え、主役となるテノール歌手のもとには、Peluso P87をステレオで使用。SPL Gain Stationは、真空管オンリーの構成でボーカルサウンドをキャプチャーさせることで、これまでワーム感を極力排除したスーパークリーンなサウンドで構成される全体音に対し、故意にワーム感を付け足すことで、クラシカルなテノール歌手の美声を、真空管ならではの立体感で際立たせることが出来ました。また、ステレオレコーディングすることで、「響き」を重要視するクラシック音楽において、ステレイオ幅を広げた際の自然なワイド感を演出することも可能です。

以上のようなプロセスで、クラシック音楽でも目的や用途によって、レコーディング場所や手法を柔軟に考慮することは非常に有用です。求めるサウンドを構築する上で、あらゆる方向性から物事を整理し、最も合理的で無駄のない着地地点を探し出すことが必要です。レコーディングの世界に正解は無い故に、様々に考えられる状況を予測し、最適な条件を選ぶ嗅覚が必要と言えます。


ケーススタディ・ギターレコーディング オーバーダビング編


ギター・レコーディング

ギター/オーバーダビング


機材スペックシート

マイク / audio technica 4060 stereo / audio technica 4047 stereo 

マイクプリアンプ / SSL Alpha VHD

AD/DAコンバーター / RME UFX 

DAW / ProTools


ケーススタディから導く、レコーディングに置ける考え方
この折のセッションは、大手レコード会社でRECされた管楽器のオーケストラ音源に、ギターをオーバーダビングするというプロジェクトでした。先方から送られてきた音源の納められているProToolsでのプロジェクト・ファイルを開き、そこへ4トラックを用いギターをレコーディングしました。

オーケストラの音源は品良く纏められており、バンドとしての成り立ちを重要視したサウンド・メイキングであったため、マイクチョイスは音圧の出過ぎないオーディオテクニカをチョイス。マイクプリアンプやAD/DAコンバーターも、しっかり録れるというよりは薄口の方向性にて、全ての機材を選びました。ナチュラルかつ芳醇な音作り中にも、あくまでオーケストラが事前に録られており、その音源を前面に出すレコーディングに徹しました。

ギターレコーディングは、スライドノイズを含め音楽の一部と捉えられるケースが有りますが、この度のレコーディングはよりクリーンかつ、ギターのピュアサウンドを収録することを目的としています。



ケーススタディ・ピアノ四重奏 


ピアノ四重奏・レコーディング

ピアノ四重奏レコーディング

機材スペックシート

1st ヴァイオリンマイク / Brauner Phanthera

2nd ヴァイオリンマイク / Brauner Phantom Classic

ヴィオラマイク / Neumann M149

チェロマイク / Neumann U87ai
ストリングス マイクプリアンプ / SSL XL-DESK

ピアノマイク / Earthworks PM40 Peluso P87
ピアノ マイクプリアンプ / GODON IGS AUDIO Red Stripe

アンビエンス / Neumann SUM69i

コンソール・マイクプリアンプ / SSL XL-DESK

AD/DAコンバーター / SPL MADISON

PCIe / MARIAN AUIDO Seraph M2

DAW / SEQUOIA 14



ケーススタディから導く、レコーディングに置ける考え方
クラシカル・クロスオーバーのレコーディングのため、後ほどボーカルをオーバーダビングする前提でシグナルチェインを設定しました。ピアノマイク及びマイクプリアンプは、これまでのレコーディングで成功を収めている、EarthworksとGODONのセットをはじめ、Peluso P87とIGS Red Stripeのコンビもミドルのマイクとしては逸品です。このPeluso P87とIGS Red Stripeのセットは、これまでスタンダードとされてきたU87とAvalonに似た、新しい世代の鉄板とも言える、オールマイティにこなせるサウンドを作り上げてきます。(例:ギター、ストリングス、ドラムオーバーヘッド、ボーカルなど)

一方ストリングス郡は、それぞれの楽器の特性と奏者の音色を考慮しマイクをチョイス。加えてマイクプリアンプは、SSL XL-DESKに付属のVHDマイクプリアンプを使用しました。クラシカルな音色の中にも、際立つ弦の鋭い響きも要求され、マイク位置はオン、被りを少なくするため指向性は極力狭くとるとともに、リアルでクリアな音色作りに徹しました。アンビエンスには、定番のNeumann SMU69i。鋭くもクリアな音色を、太くガッチリとした音色で音楽の全体像を支えてくれます。

また、クリアな音の隠し味として、あまり知られないハイボルテージでのAD/DAコンバーターとして、SPL MADISONを192kHzで使用。Marian Seraphカードとともに、広大な中にもドイツの石畳を思わせる、荘厳でスーパークリーンな収録を可能としています。

更にクリーンな収録を可能としたのは、DAW SEQUOIAの存在で、マスタリングクォリティにおける精密な音作りは、正にアコースティック楽器を収録するに相応しい、ベスト・ソリューションと言えます。この段階で、vr14は日本未発売でしたが、ドイツ本国へサポートを依頼し最新鋭の思想を取り込んだ機材郡での収録を可能としました。

最も重要と思え、心臓部となるコンソールには、SSL XL-DESKを用い、大型のコンソールよりもフレッシュな音色を捉えることが出来ました。マイクプリアンプから直接AD/DAコンバーターにシグナルを送る方法もありますが、コンソールを介することで圧倒的な輝きと艶を手に入れることができ、またアナログならではの質感を音色に加味でき、デジタルには出来ない非常に濃密なミキシングを可能とする音色で、全ての音源を収録できました。




スタジオやホールでの録音が自宅録音より勝る理由~レコーディング機材の充実


ホールでのピアノレコーディング

ボーカルやピアノ、ギター、バイオリン、ドラムなどのレコーディングをするときに、スタジオやホールでレコーディングをするか、自宅でレコーディングをするかと悩まれる方も多いのではないでしょうか。自宅でセルフレコーディングしたサウンドに比べて、マイクやマイクプリアンプ、コンプレッサーをはじめとした機材が整うスタジオやホールでのレコーディングは音質レベルが格段に良くなることは当然です。その理由は、音質を左右する性能の高いレコーディング機材を備えた環境が用意されているためです。
失敗のないレコーディングをするために、事前に抑えておきたい基本のレコーディング機材についてご紹介します。



・スタジオはレコーディング機材が充実している


音質を左右するレコーディング機材のうち、スタジオレコーディングの基本とされるのが「マイク」や「マイクプリアンプ」、「コンプレッサー」、そして「インターフェイス」といった機器です。自宅レコーディングの場合は、マイクをインターフェイスに直接つなぐことから音質にノイズが発生する、音が細くなり各楽器が本体持つ音の良さを捉えられない、といったことがあります。
その一方、スタジオレコーディングであればマイクにマイクプリアンプ(音を増幅するための役割)やコンプレッサー(音を圧縮する役割)を接続したうえでインターフェイスにつなげることから、歌声や楽器本来の音を拾えるようになります。
あらゆるボーカルや楽器のレコーディング作業において、最も神経質な録音設定が必要になるのがピアノです。レコーディングした音源を聞いたところ、ノイズが入ってしまったり、音が歪んでいたりするときにはピアノの音に録音レベルのマイクセッティングが適切でない可能性があります。ピアノ特有の鍵盤をたたくアタック音(衝撃音)を美しく収録するためには、適切な録音レベルを設定することはもちろん、どのようなマイクを選び設置する場所をどうするかということも重要なポイントだからです。




音質を左右する<マイク>

一口で「マイク」といっても、その種類は多様に存在します。例えば、スタジオレコーディングで使用するマイクは感度に優れた「コンデンサーマイク」です。その一方、自宅レコーディングで使用するマイクはライブなどでも用いられる「ダイナミックマイク」です。プロの制作会社が使用するスタジオ用のマイクは、感度が高くより繊細な音質を拾うことができるコンデンサーマイクです。
レコーディングの質を高めるためには、ボーカルや楽器などの音源の種類や、収録したい音を考えながらマイクの種類やセッティングする場所を選ぶ必要があります。音源にマイクを近付ければ直接音が増えることで、鋭く強烈な生々しいサウンドを保つことができます。その反対に、マイクを離すと間接音が増えることで低域を抑えることができます。例えば、ピアノの弦からマイクを離すと曇った低音を抑えることができ、全体的な印象を表現できるようになります。



音質を左右する<マイクプリアンプ>

音を増幅するための役割を持つ機器が「マイクプリアンプ」です。マイクを通して音が集められて出力される音声信号はとても小さいことから、マイクプリアンプを用いて音声信号を増幅させることでボーカルや楽器から奏でられる本来の音を拾うことができます。自宅レコーディングで使用するインターフェイスにもプリアンプが内蔵されています。しかし、内蔵されたプリアンプに比べて、マイク専用として作られたマイクプリアンプはより性能が優れているため、音質にこだわり高品質のレコーディングをするためには欠かせないレコーディング機材です。スタジオレコーディングであれば、マイクに単体でマイクプリアンプをつなげていることから本来の音を最高の状態でレコーディングすることができます。



音質を左右する<コンプレッサー>

音の強弱の幅を圧縮する役割をもつ「コンプレッサー」は、ボーカルレコーディングをする際に音量のバランスを整えるためにも必要な機器です。音量にムラがあるとバランスが悪くなり、良いフレーズが聴こえません。その際にコンプレッサーを使えば、最大音量を合わせることでこれ以上は音量が高くならないように設定することができます。自宅レコーディングで使用するインターフェイスにはコンプレッサーが付いていないため、大きな声で歌ったときに音声レベルがオーバーしてしまい、結果的に音の歪みや音割れを引き起こします。一方、スタジオレコーディングは単体のコンプレッサーを通すことで音のピークを抑えることができるため、音を潰すことなくレコーディングをすることができます。



音質を左右する<インターフェイス>

ボーカルやピアノ、ギター、バイオリン、ドラムなどの音をパソコンに取り込み、取り込んだ音を再生するための機器が「インターフェイス」です。楽器などの音、すなわちアナログ信号をパソコンで扱えるようにデジタル信号へ変換する機能(A/D)や、音を再生するためにデジタル信号からアナログ信号に変換する機能(D/A)を持ちます。パソコンを使い音楽制作(DTM)をするためにはインターフェイスが必要になり、プロの音楽制作やレコード会社で使用される「Pro Tools」などは、マイクで拾った音をノイズといった音質の改善に効果があります。また、音が遅れたり音が歪んだりといったレイテンシーによる症状も、高性能なインターフェイスを使用することで緩和させます。自宅で使用するようなインターフェイスとプロが使用するインターフェイスの違いは、A/DやD/Aの変換やクロック信号の精度にも影響することから、レコーディングによる音質の良し悪しを大きく左右します。
当社では、音質を左右する性能の高いDAWやAD/DAコンバーター、マイクプリアンプ、コンソールを厳選し、ホールや当スタジオにて各楽器の美しさを演出するための最上質なレコーディングに臨んでいます。目的や用途によってレコーディング場所やレコーディングの手法を柔軟に考え選択することで、クライアント様にご満足いただける状況を構築します。世界レベルの幅広い経験から、ご趣味の方からレコード会社、そして制作会社まで様々なご要望にお応え致しますのでぜひお気軽にご相談ください。